セカンドウィンド 3
セカンドウィンド 3 / 感想・レビュー
佐々陽太朗(K.Tsubota)
このところロードバイクに乗れず気分がスッキリしない。フラストレーションを如何せんと本書を手に取った。Ⅰ、Ⅱ、Ⅲと読んできて、主人公・溝口洋の成長ぶりをしみじみと感じる。まるで自分の息子の成長ぶりを見るようだ。ロードレースものとして、青春小説として極上の小説だ。身体は風雨に閉じ込められながらも、心は小説世界に飛び込んでヒートアップした。フォルツァ! 自分の身体を極限まで痛めつけて登り走り続ける感覚に熱くなった心とは裏腹に鳥肌が立つ。洋、そして岳よ、次はヨーロッパでの走りを見せてくれ。フォルツァ!!
2014/08/10
BlueBerry
1、2と来て流石に3はちょっと冗長な感じがしましたがそれなりに楽しめました。来年4が出て、それがシリーズの最後らしいので楽しみに待とうと思っています。
2013/12/22
nyanco
洋が新キャプテンとなった南学自転車部。 高3の最後の一年間の話なので、盛り沢山です。やはり南雲真一さまいなくなるとファンとしては寂しい。南雲グループも衰退し、会社からの寄付が減ったりと、華やかさが薄れてきました。洋自身に迷いがあるので翻弄される新一年生がちょっと可哀想だったかな。 念願の連覇は果たすんだけど、部活の熱さとか、団体ならでは…という感じが無くて青春スポーツものとしての盛り上がりは若干欠けていたように思います。続→
2011/05/20
らぴ
楽しみにしていたので、読み終えるのが勿体ないと思いつつ、読み始めたらもう止まらなかった。洋のクールでストイックな姿は熱く応援、というよりもそっと見守りたいと思う。早く続きが読みたいー!!
2010/07/05
うえっち
自転車にも恋にも、迷って悩んで葛藤する高校生を描いた青春スポーツ小説。前作からだいぶあいて読んだからストーリーと登場人物を思い出すのに時間がかかった。でも読み出したらあっというまに読めてしまう。面白い!キャプテンになった洋は前巻とキャラ違うような・・・でも自転車に乗るのが楽しいと思いイキイキしてる洋の方が読んでて楽しい。岳や多恵との微妙な関係も進展してる。そろそろ出る(のかな?!)続きがとても楽しみ♪
2012/09/03
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