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ゲノムの国の恋人

ゲノムの国の恋人

ゲノムの国の恋人

作家
瀬川深
出版社
小学館
発売日
2013-07-24
ISBN
9784093863599
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ゲノムの国の恋人 / 感想・レビュー

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みかん山のみかん

遺伝子関係の話が好きというのもあるが、久々に脳を鷲掴みにされた。彼の国が舞台なのだけど、彼の国を基軸としたパラレルワールドに吸い込まれて漂って戻って来たような読後感に包まれた。でも、これ恋愛小説かな。 ちょっと 違うような…

2014/05/29

zanta

なんとロマンチックな話だろう。科学たっぷりのファンタジー。私には子供がいないし、いまのところ、おいやめいもいない。遺伝子の入れ物としては、私は最後尾になる。自分を構成している様々なパーツの出所を解析してもらいたい気になった。たいていの人が何らかの不足やリスクを抱えて生きている。その共感をベースに、お互い尊重していけば、幸せになれる、かも。

2014/01/22

かっぱ

専門的知識に裏打ちされたものがあるとおもしろく読める。本当ならもっと怖い現実感を伴う話になってもいいところを、フィクション要素を織り交ぜて、エンターテイメントとしてまとめている。

2014/01/05

ふゆ

彼の国の花嫁候補のお姫さまは7人。誰を選ぶべきか科学的に…ゲノムを解析してリスク回避なんて、遠い未来の話ではなさそうです。不穏な国を舞台にしずしずと物語は進みますが、そこは瀬川深!あのエピローグ!どんなに机上であの人っていわれても、どんなにその人との間に障害があっても、この人を決めるのは私の心だから。

2019/01/06

なゆ

DNAが持つ遺伝情報全体がゲノム。知りたいような知らない方がいいような微妙なもの。科学者タナカは奇妙な国に招かれ、7人の令嬢達の中からDNA上最適な花嫁候補を見つけよとの依頼でにゲノム解析することに。任務はそれだけなのだが、変わった国だけに一筋縄でものごとが進むわけもなく、勢力争いに巻き込まれたり、さらには思わぬ展開に。あらゆる病気のリスクも見える遺伝子情報のすごさがよくわかる。そしてそれが全てではないということも。堅い話だけでなくカツカレーのくだりや、ラワヤ兵長殿とのコスプレめいた逢瀬など笑える場面も。

2013/08/22

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