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本を守ろうとする猫の話

本を守ろうとする猫の話

本を守ろうとする猫の話

作家
夏川草介
出版社
小学館
発売日
2017-01-31
ISBN
9784093864633
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本を守ろうとする猫の話 / 感想・レビュー

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starbro

夏川草介は、新作中心に読んでいる作家です。帯には21世紀の「銀河鉄道の夜」と書かれていましたが、私は夏川草介版「吾輩は猫である」として読みました。ライトな感覚のブックス・ラヴ・ファンタジー、傑作ではありませんが、書店員には評価されそうなので、次回の本屋大賞にはノミネートされるのではないでしょうか?大賞を取るほどのインパクトはありませんが・・・本作で2月は読了です。

2017/02/28

Δ

読書歴の浅い私には耳の痛くなるような作品である。こんなにも深く考えて本というものに向き合ってきただろうか。本とはなんぞや?ただ暇つぶしのように読み漁っていただけではないのだろうか。ただ多くの冊数を読み自己満足していただけではなかろうか。本を読めばそれで世界が広がるわけではない、ただ知識を詰め込んでも自分で考え、自分で歩き出さなければ全て空虚な借り物である…。耳が痛い。本は人を思う心、思いやる心を教えてくれる。それは薄っぺらな同情心ではなく、共に悩み、共に苦しみ、共に歩むということ…。実に耳が痛い。

2017/04/04

きさらぎ

より多くの本を読むことに価値を見出す、要約を読み内容を推察する、読んだそばから捨てていく、読書の仕方は千差万別で、世の中には山のように本があるがその全てを読み解く時間は与えられていない。がむしゃらに本を読めば見える世界が広がるわけでもない。大切なものは常にわかりにくく、人を思いやる心を失ってしまってはそれに気づくこともできない。祖父から残された古書店で林太郎は言葉を話す高慢なトラネコに出会い、閉じ込められた本を自分の言葉で開放していく。本と本に関わる人から得たものを本のために還元する勇気のでる本だ。

2017/05/16

優愛

「理屈じゃない事が分かるんです」語るよりずっと大切な事。一人じゃないって事が、簡単に分かるんです。本を読めば分かるんです。"人を思う心"を教え、支えてくれるんです──。ねぇ、貴方は言ったわね。大切にした本には心が宿り、その持ち主に危機が訪れた時必ず駆けつけて力になると。私は本を読み捨てたりなんかしない。君と同じくらい、或いはそれよりもっと私も本が好きなのよ。それだけを誇りに今日まで歩いてきたのだから。その本は一度きりですか。では何故繰り返し読むのですか。聞きたいのです。貴方にとって本とは、何ですか──。

2017/11/03

やっさん

★★☆ 本との付き合い方や読書の心得を描いた幻想文学。子ども向けかな?正直なところ、主人公の無表情で冷淡な口調は、安いライトノベルのようであまり好みじゃない。

2018/01/09

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