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無事に返してほしければ

無事に返してほしければ

無事に返してほしければ

作家
白河三兎
出版社
小学館
発売日
2018-10-25
ISBN
9784093865258
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無事に返してほしければ / 感想・レビュー

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いつでも母さん

面白かったー!初読み作家さん。『あなたもきっと、騙される』の帯の通り騙されましたよ(笑)連作4話、子供が誘拐される話はなんともなぁ・・と思ったが最初からクマさんとヒナの存在に惑わされていた。2話目の「子どもを甘く見ない」というヒナがかっこいいが結末は残酷だった。そして4話目の最後にようやく私のもやもやした気持ちが晴れた。一度では気付かない。ようやくだ。だが、やっぱり子供が犠牲になる話は哀しい。

2018/12/06

ゆのん

出版社から頂いたプルーフにて読了。水難事故で亡くなった息子。夫婦間は危ういながらも娘の為に何とか保っている。そんな時、死んだはずの息子を誘拐したと脅迫電話が。全て読み終わった時、タイトルの様々な意味に驚いた。結末を予想しやすいと思いながら読み進めてゆくが、最後には全く違う場所に着地させられる。単純そうで入り組んだ内容で『なるほど…。』と納得の読みごたえだった。

2018/10/26

machi☺︎︎゛

4章からなる話なんだけど1章は死んだはずの息子を誘拐したと身代金を要求する電話があり、なぜか娘までも誘拐され2章では事件を担当する女刑事も幼少期に誘拐された経験があり、展開も早く面白く読めてたけど、3章、4章と進むにつれ、えっ?連作短編なの?と思うくらい話があっちこっちに行ってなかなか結びつかない。最後まで読んだけど余計意味がわからなくなって消化不良のまま終了。ネタバレもみたけどへぇ〜って感じでよくわからなかった。

2020/10/19

とん大西

微妙なレビューがちょいちょいみられる中、そそるタイトルで気になっていたので、やはり読んでみました。-「おたくの息子を預かっている。無事にかえしてほしければ…」。息子の啓太が誘拐された。犯人は8500万円を要求。が、半狂乱の妻令子がときおりみせる複雑な喜び。異様なほど淡々とする夫拓真。何故?…死んだはずの啓太が誘拐された?誘拐に次ぐ誘拐。過去の因縁が複雑に絡み合う。面白かったんですが、いろんな違和感が残ってなんとも微妙。知らぬ間にダブルヘッダーだったような。でも、あのどんでん返しは好みでした。

2019/02/08

ででんでん

おもしろく読み始め、登場人物、伏線があるか、時系列…などなど私なりに一生懸命注意深く(ちょっとメモったりして)読み進めたが、なんかまた途中でわからなくなってしまいました。読者として「才能なし❗」夏井先生の声が聞こえてきそうです。

2018/12/26

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