働く女子に明日は来る!
働く女子に明日は来る! / 感想・レビュー
おつぼねー
ドラマの制作現場のお仕事小説だが、各章のタイトルが料理名なのは、美味しい物は明日への活力になるし、心にも体にも栄養をチャージして前へ進もう!ということか?ひたむきな主人公の七菜にファイト!と声援を送りたくなる。
2020/10/19
ゆみねこ
番組制作会社のアシスタントプロデューサー時崎七菜31歳。尊敬するプロデューサー頼子の元でハードな仕事に邁進する日々。ブラックな職場と言われても七菜は好きな仕事のためと理不尽な要求にも耐え頑張っていた。ある日頼子が病に倒れ、放送開始直前に大きなトラブルが発生。どうなるのか先が気になり一気読み。七菜の成長物語でもありお仕事小説としても面白く読めた。
2022/09/08
ダミアン4号
テレビ番組制作会社“アッシュ”のAP七菜の奮闘を描いた物語。『イマジン/著:有川浩』でも同じ事を感じましたがドラマや映画の撮影って本っ当に大変!血と汗と涙の結晶!連続テレビドラマ“半熟たまご”の撮影でトラブルが続発…役者の胃袋の心配から後輩アシの我儘、モンスター級の高圧原作者、丸投げ上司、そして尊敬する先輩Pは病に倒れ…それでも何とか撮影終盤…でも…公開間近で大スキャンダル!これじゃ七菜の私生活にだって荒波が立つ…でも…熱意と頑張り…タイトル通りのお仕事小説※読友さんお二方が方言監修で参加!とっても嬉しい
2020/11/04
nemuro
『お願いおむらいす』(2022年5月に読了)に続き2冊目。グレゴリ青山氏の装画と山下知子氏の装丁がいい感じで。「本作品は、ウェブマガジン『P+D Magazine』に2020年1月から7月まで連載していた『ブラックどんまい』を単行本化」とあって、「とろ~り牡蠣のチャウダー」から「ドキドキとうふとわかめの味噌汁」まで8話を収録。元気で慌て者、ドラマ制作会社のAP・時崎七菜が主人公。彼女の上司・板倉頼子がつくる美味しいロケ飯がピンチを救うことも。物足りなさも否めず。さてこのタイトル、いまいちピンと来なかった。
2023/02/12
ぶんこ
テレビドラマを制作する会社でアシスタントプロデューサーを勤める七菜は、プロデューサーの頼子を尊敬し、仕事が生きがい。だからこそ、世間ではブラックと言われる仕事にも向き合える。しかしプロデューサーがこんなに大変だとは。この業界ではアシスタントディレクターのブラック度が有名なので、プロデューサーはどしんと構えているのかと思っていました。ディレクターとプロデューサーの違いはなんだろう。七菜はミスも多いけれど、どうにもならないと諦めるようなトラブルに、なんとか道を見つけ出すのが偉い。
2022/02/14
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