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武漢コンフィデンシャル

武漢コンフィデンシャル

武漢コンフィデンシャル

作家
手嶋龍一
出版社
小学館
発売日
2022-07-27
ISBN
9784093866354
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武漢コンフィデンシャル / 感想・レビュー

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KAZOO

手嶋さんのインテリジェンス小説シリーズ第3作目で今回はウィルスが主題となっています。なぜ武漢からコロナが発生したかを探っていくようなはなしです。かなり昔からの歴史が語られていきます。そのつながりとして戦時中の満州でウイルス兵器開発をしていた日本の石井部隊のはなしなども出てきます。舞台は中国、日本、アメリカ、オーストラリアなど目まぐるしく変わり人物も数多く出てきます。特に香港の女性が重要な役割を果たしています。若干拡散気味ですが様々な情報を得ることができました。

2023/06/14

まーくん

武漢といえば、言うまでもなくコロナ感染症発生の地だが、この長江中流の武漢三鎮と称された要衝では数多の歴史的事件が繰り返されてきた。1966年、暫く消息を絶っていた毛沢東は突如として長江に姿を現し遊泳してみせた。要衝の地、武漢から放った文革の号砲。そして武漢では紅衛兵と「百万雄師」を名乗る保守派との凄惨な内戦が繰り広げられた。更に遡ると1911年の辛亥革命は、この地で起きた武昌起義に発する。清朝を倒した孫文の国民党政権は北方軍閥に阻まれたが、衣鉢を継ぐ革命軍は北伐を進め1927年、武漢を制圧し暫定首都とし⇒

2022/08/12

いたろう

ここに新型コロナウィルス発生の真実がある? この小説で、時系列の一番最後になる2019年の武漢をプロローグの舞台として始まる物語は、2001年の9.11同時多発テロとそれに続く炭疽菌事件に話が飛び、続いて、2014~15年のワシントンD.C.、東京、メルボルン、タスマニア、雲南、ニューヨーク、オックスフォード、2012年~15年の香港、1927年、1949年、1966年、そして、2015年の武漢と、場所と時間が複雑に組み合わされて、物語の終着点のプロローグを目指す。そのリアルさは、ノンフィクションのよう。

2022/11/09

まつうら

世界的なパンデミックを起こしてでも、専横を極め家族をバラバラにした中南海を叩く! ひとりの香港人女性のこんな企てを軸に、COVID-19の真相に迫ろうとする力作。雲南の廃坑でのウィルス実験。アメリカの技術供与と資金援助。いつ流出事故が起きてもおかしくない、武漢病毒研究所のバイオセキュリティ。。。つぎつぎとつまびらかにされる事実に、COVID-19による世界的パンデミックは偶然の産物ではないという思いが強くなる。収束しつつあるいまだから言えるのかもしれないが、これは起こるべくして起こった人災だ!!!

2023/04/27

ヒデミン@もも

三分の一ぐらいまで頑張って読んだが、久しぶりに挫折。夏バテ気味の脳内に入ってこず。

2023/09/05

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