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冬に子供が生まれる

冬に子供が生まれる

冬に子供が生まれる

作家
佐藤正午
出版社
小学館
発売日
2024-01-30
ISBN
9784093867078
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冬に子供が生まれる / 感想・レビュー

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ぽてち

7月の雨の夜、丸田君の携帯にSMSが届いた。「今年の冬、彼女はおまえの子供を産む」。まったく身に覚えのない内容に彼は戸惑う。そこから始まるノンストップスリラーだ。『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した佐藤さんの、実に7年振りとなる長篇小説である。もともとが寡作の人だし、直木賞作家という気負いもあまり感じられない本作はしかし、小説を読む愉しさに満ちている。あちこちに仕掛けられた伏線やミスリード、読者を煙に巻くような章題、そして謎に満ちた真相。……でも、一般受けはしなさそうだなあ(^_^;)。

2024/02/03

さこぽん

さすがといっていいのか、数ページで混乱する!!(笑)マルユウ?マルセイ? 「今年の冬、彼女はおまえの子供を産む」というまったく身に覚えのない予言めいたメール。SFなのか?ファンタジーなのか?それともミステリ?答えを知りたくてどんどん読んでしまうが、すべてが伏線、丁寧に読まないともっと混乱する。自分的にはハマってしまう面白さだったけど??

2024/02/15

sou1030

なかなかどうして不思議な物語だ。佐藤正午さんの7年ぶりの待ちに待った新作。小説家の名手は7年経ってさらに小説を極め、もはやついていけない。これは1度読んだだけでは読み解けない。登場人物の相関図と時間軸を把握しながら確実にそして丁寧に読み進めていく必要がありそうだ。次の新作が出るまでには追い付きたいと思う。

2024/02/13

こすも

誰による語りか分からない不安定な始まり。 よく分からないままに語り口に乗せられて読み進めていくと少しずつ物語の輪郭が見えてきます。 そして200頁を過ぎると頁をめくるのがもどかしくなるほど物語が加速していき、カタルシスに至ります。 読了したらすぐ最初から読み直したくなる小説でした。

2024/02/20

フリット

全編通して、いかにも佐藤正午さんらしい作品だったと感じた。序盤は正直理解に難儀したが、中盤からは徐々に不思議と物語に引き込まれてしまった。同氏の作品を読むとモヤモヤとした読後感になることが多く、今回も同様だったが、その感覚が何故か全く嫌にならないのが自分にとってのこの著者の魅力で、期待通りだったと言える。何とも摩訶不思議な物語だったが、十二分に満足できたのは、自分が著者のファンだからかも。

2024/02/19

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