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スペインの宇宙食

スペインの宇宙食

スペインの宇宙食

作家
菊地成孔
出版社
小学館
発売日
2003-09-01
ISBN
9784093874656
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スペインの宇宙食 / 感想・レビュー

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ビッフィー

『フェティシストならわかるだろう。あの感じだ』さっぱりわからん。フェティシストじゃないから。その感じ、わかりたいような、わかりたくないような。いや、自分で気づいていないだけで、なにかのソフトフェティシストってことはあるかもしれん。でもこの人、やばいわ。音楽をやってるのはわかるけど、何者なんだよ一体。

2015/03/01

駄々猫

カッコつけているようで、実のところ溢れ出ちゃう言葉を必死で繋ぎとめて書いているような印象を得た。著者のファンでもないし、音楽業界に詳しくもないので、内容はよくわからない部分も多いが、文章のリズムが心地良く、ヘンに手が入っていないフラットな感じが好ましい。

2011/08/07

hirayama46

菊地成孔、まとまったかたちの本で読むのははじめて。本当に頭のいい人だなあ……という感慨。文体の使い分けといい、トピックの扱いの巧みさといい、専業作家そこのけの技巧でした。/特にスパンクハッピーまわりの文章は当時の時代性をふんだんに取り入れたもので興味深かったです。「初期ゼロ年代」特有の何かがそこにはあったように感じました。

2017/09/27

さえきかずひこ

5年振り5回目の再読。わたしは2001年から2005年頃まで菊地成孔の音楽と文章に熱狂していたので、その頃の気持ちをノスタルジックに思い出すかなと恐る恐る読み直し始めたのだが、途中からページを繰る指が止まらなくなり、菊地エッセイ集には収録されなかったスパンクスの打ち合わせに行くためにがら空きのモノレールに乗りながら崎陽軒の焼売弁当をうっとり食べるあの素晴らしい日記は良かったなと思った。頭のおかしい人は読むように。

2010/08/06

両目洞窟人間

何度も何度も再読してしまう、私にとっての最高の一冊。かっこよくて、エロくて、ユーモアがあって、気が狂ってる文章はただただうっとりさせられる。一家に一冊級の傑作だと思う、まじで。

2010/08/29

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