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歌舞伎町のミッドナイト・フットボール: 世界の9年間と、新宿コマ劇場裏の6日間

歌舞伎町のミッドナイト・フットボール: 世界の9年間と、新宿コマ劇場裏の6日間

歌舞伎町のミッドナイト・フットボール: 世界の9年間と、新宿コマ劇場裏の6日間

作家
菊地成孔
出版社
小学館
発売日
2004-07-01
ISBN
9784093875189
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歌舞伎町のミッドナイト・フットボール: 世界の9年間と、新宿コマ劇場裏の6日間 / 感想・レビュー

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hirayama46

雑誌などの様々な媒体に書かれた文章に、大量の解説を書き下ろして一冊にしたもの。やたらと嘘をつきたがる方ですが、縦横無尽の嘘を用いることによって音楽の本当だけを書きたいのかなあ、という印象はあります。意図的に心をこめていない文章が散見されるなか、ラストの弔文はだいぶずるいな、と思いました。10代のころに菊地成孔を読んでいたらわたしの志向もだいぶ変わっていただろうか……などと詮無きことを考えてしまいますね。

2019/03/04

ymkmg

読み終わってしまった。というのがまず最初の感想。残念、という意味で。まぁ、まだ著作はあるからいいっちゃいいんだけど、藤沢周平の用心棒日月抄シリーズの最終巻を、長らく手をつけずに(つけられずに、かも)置いといたような感覚に近かったんだけど、結局、その求心力に抗えなんだw 内容としては、書評(ちなみにボツになったもの)や雑誌への寄稿文、そして担当者との往復書簡まで載っているので、処女作程の毒々しいまでのパンチ力はなく、読みやすい、と思う。けれど、「優雅なる無視」をくらったという短編小説。あれは、わからんw

2016/10/24

クローカ

エッセイ集。各所で書き飛ばした短い文章をまとめたもの。『スペインの宇宙食』よりも(さらに)崩してある文章は個人的にイマイチだったけれど、マイルスについて書かれたものはすごく好きでした。「肉声」なんかも良い。なんだかんだで読んじゃうんだよなあ、この人の文章は。

2010/03/13

今のところ、世界で唯一文章のみで私にディオニュソス的興奮を起こさせる男。(もちろん本人もその音楽もめちゃくちゃかっこいいし、セクシー)

2009/07/23

加藤

さるブログの記述から『花束みたいな恋をした』のシナリオを立ち読みしたら、長嶋有、柴崎友香、舞城王太郎、佐藤亜紀などの名前に続きとどめをさすかのように"夜電波は聴いてる?"と菅田将暉が発するようで自分はどこまでも類型化された人間のパターンの範疇から逸脱していないなーと興奮した。というか『青春ゾンビ』エピゴーネンの総決算なのだと。それ以上のものがあるかは1日にみて確認したい。いうまでもなくさるブログもありふれた『青春ゾンビ』エピゴーネンのひとつである。基本的に件の記事は滑った寒いジョーク、それ以上でも以下でも

2020/11/08

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