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杉田

杉田

杉田

作家
杉田かおる
出版社
小学館
発売日
2005-03-11
ISBN
9784093875462
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杉田 / 感想・レビュー

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しょうたろう

杉田かおるさんの衝撃的な半生。特に創価入信から脱退までの話が興味深く、よく書いたなと感心した。創価の闇の部分についても的確に指摘している。盲目的に信仰している人は読んでみてはどうだろうか。

2011/09/09

あきくま

本書がピンク一色で装丁された点を見ても、結婚を素直に喜んでいることが伝わり、その後のことを思うと大変残念だ。幼くして一家の大黒柱となってしまった彼女にとって、信仰がなければ心身のバランスがとれなかったのであろう。社会に早くから関わった彼女が、世間知に長けているのか、行き当たりばったりなのかわからなかったが、そのめちゃくちゃさが波乱万丈人生の源のように思えた。そしてそれこそが、子役の殻をやぶり個性的な女優への転進の元となるのだから、世の中何がどうなるかわからない。

2010/01/07

penguin

「文芸誤報」経由で読んだ本。齋藤氏の批評にほぼ同意します。内部(元信者)から見た、新興宗教団体トップ姿は醜悪の一言。杉田氏が溺れながらも疑問を抱いてる、組織の分析などもきちんとされておりとても冷静な内容だと感じた。しかし、このあと泥沼離婚しちゃうんだよなぁと思って読むと、これまた何とも言えない一冊かもと。

2009/08/16

v&b

気軽に読んだら凄い内容だった。(元々面白い本らしいことは知っていたけど。)タイトルの由来となったひとのエピソードがえげつなくてヘビーな気持ちに。物騒なエピソード(刃物、銃弾)などもある。半生を綴っても続きがあるわけで。とまれ、外からどう見えても渦中に居る人にとっては抜き差しならぬというか。人の真剣な思いを嗤う気には到底なれぬ。劇薬のような内容だけど、よい本でした。

2014/07/02

nagisa-shiosai1986

誰もが知っている女優・杉田かおるさんの告白本。借金をつかまされた血のつながっていない父親の事。新興宗教とその広告塔を自ら進んで買って出ていた事。そこからの改宗の事。24時間テレビでの100キロマラソンの事。普段テレビからではわからない、天才子役、女優、歌手杉田かおるさんの内側を垣間見る事ができた。タイトル「杉田」の意味も。

2012/06/23

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