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座布団一枚!: 桂歌丸のわが落語人生

座布団一枚!: 桂歌丸のわが落語人生

座布団一枚!: 桂歌丸のわが落語人生

作家
桂歌丸
出版社
小学館
発売日
2010-09-08
ISBN
9784093881388
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座布団一枚!: 桂歌丸のわが落語人生 / 感想・レビュー

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おいしゃん

先日亡くなった歌丸さんの自伝。飄々とした印象だったが、やはりたくさん苦労されたんだな…。そして横浜にとても所縁のある方と知り、益々親近感が湧いた。

2018/07/11

糜竺(びじく)

人気テレビ番組「笑点」の5代目司会者であり、落語家人生も60年以上続けてこられた桂歌丸さんの自伝本です。色んなためになる言葉や、苦労したエピソードなど記されていて勉強になりました。長年ずっと落語を続けてこられたので、歌丸さんの一つ一つの言葉には重みが感じられました。引用「芸は人なり、という言葉があります。芸の中にその人自身が出てきてしまうんです。人情味のある人間は、人間味のある芸ができる。逆に薄情な人間はには、薄情な芸しかできません。だから、常日頃から自分で自分をきちんと育てないといけないんです」

2017/10/23

うっきー

歌丸さんの自伝。 歌丸さんの師匠である古今亭今輔さんからいわれた言葉「苦労しなさい。ただ、何年かして振り返った時に、その苦労を笑い話にできるように努力しなさい」に噺家でない私が共感。 人生や仕事のヒントがもらえた一冊でした。

2015/07/19

aidennbook

最近落語が面白いことに気づいて、本を読んでみようと思ったところ、落語そのものももちろんだが、は噺家の人生も知りたくなった。 そのなかでも歌丸さんは笑点で身近であり、入りやすかった。 最後まで精進して自分の落語を磨いていくんだという言葉を見て、自分も負けていられないとやる気をもらいました。また、歌丸さんの師匠の言葉、「誉める人は敵と思え、教えてくれる人、注意してくれる人は味方と思え」も確かになーと思います。 寄席に行ってみたいものです。オチが分からないこともあるかもしれないけれど、雰囲気を楽しみたいなぁ。

2019/02/15

maitake330

祖母の経営する廓で暮らした幼少期から15歳での古今亭今輔師匠への弟子入り、そこを若気の至りで飛び出しちゃった話、落語界の分裂騒動、70代を過ぎからも新作発表…。歌丸師匠の落語人生が読みやすい語り口で綴られた一冊でした。ちょいちょいオチがあって、お弟子さんが鞄を網棚に置き忘れる話が面白くて、一度はクビにするほど超怒ってたけど「粗忽もの」と思ってしまった。自分のキャラを客観的に見て、自分に合う噺を積極的に稽古してモノにし、間の取り方や扇子の向き、語尾の一文字まで気を配って演じる落語ってやっぱ芸術だな。

2023/02/18

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