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旅だから出逢えた言葉

旅だから出逢えた言葉

旅だから出逢えた言葉

作家
伊集院静
出版社
小学館
発売日
2013-03-08
ISBN
9784093882552
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旅だから出逢えた言葉 / 感想・レビュー

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ポタオ

なんかページをめくるごとに旅に出たくなってくる、そういう本でした。一番印象に残った言葉は、『すぐに役に立つものはすぐに役に立たなくなる』という言葉です。著者が小泉信三の読書論を旅先で読んだ時に出会った言葉なのですが、どこでどういう言葉に出会うかわからないのが旅の良さなんでしょうね。

2017/08/09

さと

旅行ではなく、旅 なんですよね、伊集院さん。当然突き動かす想いがあり、目的があり、訪れるたびに感じるものがある。人として肥えていくのも頷ける。 私は 迷わず アフリカに行きたいとおもった。内陸部の夜明けを見て、宇宙を感じてみたい。そして私は星空を仰いだとき、きっと涙するだろう。

2014/07/22

taku

よい出逢いがあれば旅は素晴らしいものになる。人やモノ、風景や音楽、食事でも何だっていい。この本は言葉がテーマ。有名人、家族、知人、旅先で会った人。心を打った言葉、自分の糧となった言葉との出逢い。伊集院氏の旅エッセイは、終わりの文章が沁みてくる。色々な場所を訪れ、多くの人と関わり、感じたこと得てきたものが内側から発せられているからだろう。旅は自分を知る、自分との出逢いでもある。だから、自分自身で旅をするといい。そう伝えているはず。今は旅成分が不足してるから、満たされるような旅がしたい。

2021/08/30

りんだりん

旅先で出会った様々な人たちと交わした言葉から印象に残ったものをピックアップ。その言葉にまつわるエピソードや伊集院さんが感じたことを綴っている。国内も海外もその土地とならではの言葉、出会った人ならではの言葉がたくさんある。その背景には土地の歴史や人の心情がにじみ出る。楽しく読めるのはもちろんだが、何よりも伊集院さんがこのような人との出会いをとても大切にしていることが伺える。★3

2022/05/06

Masa

2015最初の読了本。図書館で発見、借りる。伊集院静の旅エッセイ。彼は欧州の絵画に造詣が深いんですね。無頼漢ながらも繊細な視点で旅を語るところはなんとも艶っぽいですね。普通の人が書くとキザったらしくなるんですが、、、。彼のようにたった一枚の絵画を観るためだけに旅に出る、ちょっと真似してみたくなる一冊でした。

2015/01/08

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