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ひかりの暦

ひかりの暦

ひかりの暦

作家
石井ゆかり
松尾たいこ
出版社
小学館
発売日
2014-01-28
ISBN
9784093883122
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ひかりの暦 / 感想・レビュー

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しいたけ

松尾たいこさんの絵を味わいながら、二十四節気にあわせて読んできた。色々な本からの引用も多く楽しめた。五感が記憶するという例えで『はれときどきぶた』をあげていたのが面白かった。秋になると何となく淋しくなるのは、『ちいさい秋みつけた』など秋にまつわるものに寂しい雰囲気のものが多く、刷り込まれているだけなのかな、などと考えながら読んだ。「春から夏に光合成を行い、葉に蓄積された糖分を分解する〜〜蓄えた力の解放が、紅葉なのだ」とのこと。人生の後半に入っていると自覚したいま、「解放」のイメージに胸が沸き立った。

2015/11/04

紫羊

二十四節気そのものではなく、そこから著者がイメージを膨らませたり深めたりして綴った人生訓みたいなエッセイ集です。内容はいつもの石井節で、耳慣れた安心感というんでしょうか、心地良く読めました。イラストも素敵です。

2014/12/23

なるみ(旧Narumi)

読友さんのレビューに惹かれて。松尾たいこさんの装画が、ただただ美しい一冊でした。

2016/02/21

みやび

星占いでよく名前を目にする石井ゆかりさんが二十四節気を元に書いたエッセイ。職業柄占星術に関するお話が多いのかなと思っていたらそうでもなくその季節に纏わる自身のエピソードだったり印象に残った出来事などとても素敵なエッセイでした。改めて四季があるっていいなって思った。春には花が咲き夏は生命力に溢れ秋は美しく色づき冬は静寂と共にまた新たな春を待つ。最近は温暖化の影響で季節のメリハリが薄れてきているのが残念。もっと季節を楽しもう。寒さと雪で憂鬱になりがちな冬だけど冬の良さを見つけたくなった。

2023/01/15

まゆ

ええ、ご想像通り、松尾たいこの絵が目的です。きれいすぎる。字が邪魔とも思える。見開きで邪魔されずに絵を見たい。文は期待してなくて期待以上。

2016/03/05

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