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キャットニップ

キャットニップ

キャットニップ

作家
大島弓子
出版社
小学館
発売日
2014-10-01
ISBN
9784093883832
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「隣にいてくれてありがとう」 心あたたまる癒やしの猫コミックエッセイまとめ

 近年は猫ブームといわれており、猫の愛くるしさに多くの人々の注目が集まっている。だが、猫の本当のかわいさは見た目ではなく、中身にこそある——と筆者は思っている。そこで本稿では、猫が持つキュートさが伝わる、ノンフィクションの猫コミックエッセイをいくつかご紹介していこう。

このまとめ記事の目次 ・猫なんかよんでもこない。 ・猫ニャッ記 ・植えこみに刺さっていた子猫を飼うことにした。 ・猫のとらじの長い一日 ・キャットニップ ・しみことトモヱ 猫がいるから大丈夫 ・三毛猫ふうちゃんは子守猫 ・きん、ぎん、どう? 夫きんさん&猫ぎんさんの日常観察まんが ・猫がいるしあわせ ・うちの3ねこ

■不器用な元プロボクサーと無愛想な黒猫が育んだ絆

『猫なんかよんでもこない。』(杉作/実業之日本社)

『猫なんかよんでもこない。』(杉作/実業之日本社)は、そっけない印象を与えるタイトルとは真逆な内容のハートフルコミックエッセイである。主人公は、無愛想な黒猫と暮らすことになった、ひとりのプロボクサー。主人公は猫が大嫌いだったが、ボクシングの夢が断たれたときに唯一、傍にいてくれ…

2018/11/10

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キャットニップ / 感想・レビュー

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mocha

【にゃんこまつり2022】MOE猫特集を見て大島弓子さんの作品を読みたくなった。グーグーを亡くした直後からの大島家。内猫12匹&のら5匹(日々変動する)に囲まれた毎日は壮絶で、大島さんはもう猫界のマザーテレサのよう。私のようにハンパな猫好きにはとても真似できない。せめても、縁あって一緒に暮らす猫たちには最期までいい家族であり続けたいと思う。今日も元気でいてくれてありがとう。

2022/02/23

なるみ(旧Narumi)

図書館本。初の大島弓子さん作品拝読でした。タイトルのキャットニップとは、猫が好むとされるハーブの一種とのこと。悲しいエピソードもありますが、最後まで落ち着いた気持ちで読ませてくれた一冊でした。

2019/10/30

ぐうぐう

『グーグーだって猫である』がそうだったように、続編である『キャットニップ』も(その数が増えたことによってより一層)、猫が主人公の漫画のように一見思える。しかし、やはり主人公は人間なのだと思う。なぜなら猫は語らないからだ。猫が何を想い、感じているかは、あくまで人間の想像である。それが都合のいい解釈であるかもしれない可能性も含め、大島弓子はそのことにとても自覚的だ。猫との出会いや戯れ、あるいは目の前の死と、人間側の想像との隙間を埋める行為。大島弓子がこのシリーズを描き続ける動機は、ただただその一点ではないか。

2014/10/18

りちゃあど

前作「グーグーだって猫である」の頃からどんどん猫が増えていますが、それは故サバをはじめとした猫たちへの贖罪や悔恨、ご自分が癌で闘病され改めて命の在り方について考えられたからなのかなと勝手ながら思いました。様々な病気やケガについて描いてあるので、猫と暮らす者にとってはとてもためになります。以前に比べればペット保険もだいぶ充実してきましたが、外猫や老猫は適用外になるでしょうから治療費はバカになりませんね。ペットと暮らすにはそれなりの経済力が必要ということもよくわかります。

2016/05/28

*asami*

『グーグーだって猫である』の続編で、グーグー亡き後が描かれている本作。飼い猫からノラ猫まで相変わらず著者の周りは猫がいっぱい。もう覚えきれません(^^;; 病気や死について多く触れられているので読んでいて辛くなるが勉強にもなる。タイトルの『キャットニップ』は猫が好むハーブの名前という事も初めて知れた。ちなみに著者あとがきによると猫たちは全く興味を示さなかったそうな…。

2015/07/21

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