池上彰の世界の見方: 15歳に語る現代世界の最前線
池上彰の世界の見方: 15歳に語る現代世界の最前線 / 感想・レビュー
あすなろ
【学習】頭に浮かぶのは、日本が中心となった世界地図。しかし、世界の他国の人々は、それぞれ自国が中心の世界地図を思い浮かべる。15歳対象に講義された本であるが、そんなこと僕は考えたこともなかった。そこから始まる世界動向の質疑応答でまた学習。他、東京ディズニーランドがオープンの時、米国本社から制服姿の入場禁止が伝えられる。それに反対した東京ディズニーだが、それはなぜ?日本独自の修学旅行生を受け入れるため。米に制服はない。こういう視点で今を生きるのは、15歳でなくとも、我々大人にも大事ではないか?と思うのである
2016/02/18
みゃーこ
池上節炸裂で面白かった。世界を地理、お金、宗教、資源、文化、そして情報といった六つの観点から見ることで今の日本、自分の立ち位置がつながって見える。最高に面白かった。シリーズ読破したいと思った。
2016/07/22
かいゆう
中学3年生に向けた「世界の見方」の授業。地図、お金、宗教、資源、文化、情報の6つの視点から世界を見ていく。自分の考えだけで相手を見てはいけない。歴史をたどり、文化の違いを認め合って歩み寄る姿勢が大切。宗教は他の池上さんの本でもよく取り上げられている内容と変わらないが、「地図」「文化」から見る世界の視点が面白かった。イラクのサマーワに自衛隊が給水支援を行った際、イラクの子どもたちに大人気のキャプテン翼をタンクにペイントした事で、人々に周知してもらえ水を届けることができたそう。とても分かりやすかった。
2016/07/13
とっしゅ
地図、お金、宗教、資源、文化、情報の6つの視点から見る世界。知らないことがかなりあった。特に宗教。キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教などいろんな宗教の始まりや考え方、それらについて学ぶことは、世界のあらゆる国のあり方や、その地域の人々の考え方を理解する上でとても重要なことであると思った。グローバル化が進む今、世界のことをいろんな視点から見て少しでも深く理解したいです!
2020/01/23
緋莢
世界は広く、多種多様。故にどのように見ればいいのか。日本が中心の世界地図、でも、それぞれの国の世界地図は、自国が中心になっている。それぞれの国で違う。「お金」、ただの紙に何故、価値があるのか?時に戦争の原因にもなる「資源」、ある資源の登場で、エネルギーをめぐる世界のバランスに大きな変化が!?「地図」、「お金」、「宗教」、「資源」、「文化」、「情報」の6つのテーマで、世界の見方を解説した本。
2016/05/11
感想・レビューをもっと見る