KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

いそっぷ詩

いそっぷ詩

いそっぷ詩

作家
谷川俊太郎
広瀬弦
出版社
小学館
発売日
2016-11-09
ISBN
9784093885126
amazonで購入する

いそっぷ詩 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

KEI

イソップ寓話を元に谷川さんが詩の形にしています。七五調でリズミカル。ユーモア時々ブラック。馴染みの多い話の中で、あれれ?こんな結末に?と言う話は谷川さんの脚色でしょうか。詩の後に広瀬さんの絵があるので、どんな絵になっているのかな?と期待しながらページをめくりました。

2018/02/09

Mishima

きっかけは谷川俊太郎。でも本を開いた途端、絵のとりこに。あのね、平面の絵がね、膨らんでみえる。マジックだね。パッチーワークの布みたいにふわりと柔らかくみえる。だから、動物たちや森の木の幹や葉っぱがふさふさモクモクもりもり。羽をひろげて飛ぶとりや不機嫌そうな狐の大きなしっぽや話しかけてきそうな石ころをじーーっと眺めてしまう。広瀬弦さんて人が描いたんだね。覚えておこう。お話の語りは全編ひらがなとカタカナ。音の響き、まとまりを意識して書かれてて読んでいて気持ちが良い。イソップはものの道理を教えてくれるなあ。

2017/03/03

けんとまん1007

さすがの谷川俊太郎さん。イソップをモチーフに、ユーモアと深さを持った一連の詩。そして、この絵が素晴らしい。これこそ、コラボレーションの極み。この両方の味をわかるのには、十分な読み込みと、ウイット感性が必要かも。それにしても、飽きることがない。

2017/07/01

もちまる

図書館本。読んだことのないイソップ物語もあったけれど、読んだことあるものに関しては、登場している動物たちの心の声が聞こえたような気分で読めました。広瀬弦さんの挿絵もきれいでかわいい!

2019/05/26

anne@灯れ松明の火

原画展前に途中まで予習。原画展で購入して、サインをいただき、読了(ギャラリーの方と思って話しかけたら、広瀬弦さんご本人だった!) 「詩うた」とあるように、イソップの寓話を谷川さん流の詩にして表現。そこに添えられた広瀬さんの絵が本当に素晴らしい! 

2017/03/31

感想・レビューをもっと見る