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扉のかたちをした闇

扉のかたちをした闇

扉のかたちをした闇

作家
江國香織
森雪之丞
出版社
小学館
発売日
2016-11-29
ISBN
9784093885249
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扉のかたちをした闇 / 感想・レビュー

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mizuki

江國香織さんは相変わらず大人の恋愛を描いたり、少女目線の細やかな気づきを描いたりと、様々な詩を楽しませてくれる。小説を読んでいるかのような満足感を味わえました。雪之丞さんの作品を読むのは初めてでした。リズムよく進むリアリティのある作品に、時々笑わせてくれる作品と、魅力的なものばかり。ファンゴッホの「星月夜」にゴッホさんがはしゃいでいるというタイトルの詩を奏でている!こんな詩人は初めてです!

2017/10/25

ann

江國さんだけでよかったかも。恋愛を詩に謳うのは。

2018/07/28

亜希

小説ではなく詩集で、正直少しがっかり。でも思っていたよりは面白かったです。森雪之丞さんの詩も良かった。特に、雪→「晩餐」「五月晴れの空のせい」「放っておいてください」香→「赤いワンピースで夕暮れの街を」「世界じゅうに結婚が」「愛の記憶」が心に残りました。

2017/01/14

飛鳥

江國さんと雪之丞さんとの二人の魅力が漂う詩集でした。江國さんは少女の様な瑞々しい感性で日常や過去.未来を語られた詩が素晴らしかったですし、雪之丞さんは反対に大人の色気が漂ったものと弱った心にエールをくれるような詩が載せられていてホロリときちゃいました。二人の連弾の詩も素敵でした。同じテーマなのに全く違った言葉の世界が紡ぎだされることにはただただ感動しました。

2017/05/10

幻想あり、生々しさあり、艶もありで心惹かれる詩集。相手が投げかけた言葉を巧みに拾い上げ、新たな命を吹き込んでいく様は、さしずめ詩のフリースタイルといったところか。今年、森さんが作詞を担当した某映画の主題歌は「絆」ばかりで消化に良すぎたので、いっそこの本の詩に曲をつけてほしかった(笑)▼江國さんの『小説を読むことは』は、読書好きならぜひ声に出して読みたい、はず。

2018/08/05

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