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幻の黒船カレーを追え

幻の黒船カレーを追え

幻の黒船カレーを追え

作家
水野仁輔
出版社
小学館
発売日
2017-08-08
ISBN
9784093885690
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幻の黒船カレーを追え / 感想・レビュー

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ダミアン4号

カレーが大好きです。子供の頃、誕生日の晩御飯は“カレーライス”でした。3日くらいなら3食カレーでも全然、平気!晩に食べたカレーを翌朝、食べ、昼にコンビニでカレーパンを買い、夜は残り少なくなったカレーを麺汁で伸ばしてカレーうどん!こんな事が平気なんだから自分の前世は絶対“インド人!”と思ってきたのですが…この本で紹介された通り日本に渡ってきたカレーの源流がアレだったりすると私の“前世はアイルランド人”?言われてみればU2やケルト音楽は大好きだしビールはラガーよりエールだし(笑)源流を巡る旅…ロマンを感じます

2017/11/09

ばんだねいっぺい

 主題は、イギリスでの黒船カレー探しだが、その過程で同時進行で会社を辞め、フリーとして独立する道がくっきりしてくるのに面映ゆさを感じた。最後の最後で「関西で納豆を」のくだりには、ずっこけたが、こういうことは、仕事しててもよくあるなーと思う。レベルは違うけど。

2019/02/16

ふ~@豆板醤

4!読友さんにお借りした本。著者のカレーへの情熱が凄まじい。仕事辞めて単身渡英したり、食べ歩き・インタビューしまくったり。東インド会社とか懐かしのワードも出てきて、世界史のようなふしぎ発見のような雰囲気の本!イギリスカレーに生クリームを加えたのがフランスカレー、ボンベイマティーニ、フランスのラムカレー「クーポール」、ギネスビールとカレー..気になる物が多過ぎる!次カレー作るときはもっと色々こだわろ...。「誰も知らない事実が眠っているかもしれないのに、放置してのうのうと日本で過ごしたくはない」

2017/11/22

tapioka

カレー研究家の著者が、日本のカレーのルーツである「黒船カレー」を探すため、国内や海外を巡った記録簿。本書を読んで得た一番の収穫は、日本のカレーはインドからではなく、インドからイギリスに伝わって明治維新の文明開化の波に乗って日本にやってきたことです。結局、これが黒船カレーだ、というものは見つからなかったようですが、イギリスに3ヶ月滞在したり、仕事を辞めてまでカレーの探求を目指したりと、著者のカレーへの情熱には、本当に敬意を表します。また、作中の「学者は文献を信用しすぎる」は非常に的を射た表現でした。

2017/11/19

しょうご

Air Spiceの方だと思い読みました。日本で今現在ふつうに食べられているカレーのルーツを探すノンフィクションです。奥様の後押しだったり、お父様の言葉だったり、決断するところは色々ですが、好きを極めることは何はともあれステキなことだなと思います。

2017/10/02

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