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0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書

0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書

0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書

作家
落合陽一
出版社
小学館
発売日
2018-11-29
ISBN
9784093886451
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「0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書」のおすすめレビュー

ぶっちゃけ、社会人になったら「学び」は必要? 落合陽一はどう答えるか――

『0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書』(落合陽一/小学館)

 人生100年時代と言われる現代において、学ぶことの意義そのものが変質しつつある。かつて高度成長期の時代には、よい大学に入りよい企業あるいは官公庁に入って定年までひとところで勤めあげるために教育を受けるということが一般的であった。ところが現在は、転職などによって一企業に勤める期間は短くなっているうえに、定年退職してから一生を終えるまでの期間が、現役で働く期間に匹敵するほど長くなっており、「よい会社に入るために学ぶ」という意味が薄らいできている。

 そういう時代に生きるわたしたちが、どのように学び、また学ぶ人をどう育てるのかを、平易な言葉づかいで教えてくれるのが『0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書』(落合陽一/小学館)だ。

■一生学び続けなければならない本当の理由とは?

 生まれてから死ぬまでの生涯学習の重要性が説かれている昨今だが、人生を通じて学ばなければならない理由について、本書を参照しな…

2019/1/14

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0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書 / 感想・レビュー

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けんとまん1007

やはり、落合陽一さんの本は面白い。STEAM教育は、その通りだと思っている。学ぶに年齢は関係ないし、文理なんていうのも意味が薄い。複数のことに関心を持つことに尽きる。まあ、今の時代、これからの時代を考えると、ITの力は大きくなる一方だと思う。だからこそ、それを柔軟に取り込むというのも賛成。自動翻訳のレベルが凄いので、英語を知らなくても十分。それ以前い、何をどう伝えるかを考えれることが重要。

2019/06/12

rigmarole

印象度B+。近未来を見越した学習・教育論。本書の正しさを判断できるのは数十年後でしょうが、社会動向の最前線を見ている人間の言に私たちは耳を傾け、その方向で学び続けるべきでしょう。彼の主張は人口に膾炙してきたことを換言しただけかもしれませんが、自身の経験によって培われた視点で独自の言葉によって語られており、単なる二番煎じのようには感じませんでした。またオンライン教育などのテクノロジーの話がアップデートされています。ただ私が固陋なのか、新しいものを求めるあまり、温故知新を軽視しているようにも見受けられました。

2019/03/02

小木ハム

時代のトップ層を走っているであろう著者の″学ぶこと″についての考えが平易に纏められています。育児書としても大人の教科書としても良い示唆を受けるかと。知識の貯蓄にはもうあまり意味がなく、それらを横断して自分なりの解答が導けることに価値を見出されるようになる。六歳迄に本物に触れて五感を鍛え、学校教育は基礎の習得と割りきる。課外でSTEAM(科学、技術、工学、数学、美術)を学ぶ機会があると良し。おそらくそう遠くない未来には、お金を貯蓄する事すらリスクになるかもしれない。

2019/01/06

ソーニャ

最近よく本を出してるような気がしたので1冊読んでみようと思い読んだ。 脱近代の時代の学ぶ姿勢を書いた本。子育てする親の姿勢としても書かれているけど、全ての人が対象。ただし新しい観点の事なのである意味要求が高くもある。博士レベルの当たり前がまずスタートにあるように思えた。 STEAM教育の重要性。言語、物理、数学、アートの4要素を常に行き来してアプローチする。観察する。自分で言語化、問いを立てるということが大事だと分かった。著者は不思議なイメージがあったけどこういう風な思考を実践してる人なんだなと思った。

2019/01/25

ちょき

現代社会における学ことの重要性と学び方を再認識させてくれる本。うちの息子も大学に行き始めたので、本書にある通り単に知識を得るのでは無くなぜ学ばなければいけないのかというのを学ぶ場所にしてもらいたいと思う。2020年からは主体性を意識した教育も始まるという。期待するのは、単にテストで点数が取れるノウハウを勉強した人達が集まる学校では無く、興味がある部分を学びたい人たちが目を輝かせて学んでいる学校が生まれること。そこをでた人達が活躍できる社会が生まれることである。これから大人になる子供たちと親に読ませたい。

2019/03/28

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