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ロスねこ日記

ロスねこ日記

ロスねこ日記

作家
北大路公子
出版社
小学館
発売日
2020-01-30
ISBN
9784093887533
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ロスねこ日記 / 感想・レビュー

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修一郎

北大路さんが昔飼っていた猫は斎藤さんだったね,読んでて思い出した。’旅猫レポート’ばりの思い出満載のエッセイかと思いきや,椎茸-スプラウト-ヒヤシンスの栽培日記っていう,完全にタイトル勝ちの本だ。単行本にまでもっていけたのは,編集者K嬢の粘り勝ちだ。椎茸は簡単で楽しめてよさそうだけれどもその他は面倒で収穫を味わう達成感と手間とのバランスが悪そうだ。面倒くさいなと思ってやっているのが文章からありありでしかも17年ぶりに猫を飼いはじめたそうなので,続編は家庭菜園!とかいうのはなさそうだ。

2020/10/03

美登利

少し体調がすぐれない時に読んだからかな〜。キミコ先生のご本なのにノレなかった。いつもの鋭さが足りなかったような気がして。ペットロスって引きずるね、まして猫は一日中家に居るわけだから絶えずそこに居て当たり前だから尚更だね。そこここに愛猫との思い出が溢れていて、植物(野菜)を育てていてもつい思い出しちゃうんだな。そんなキミコさんが可愛かったです。

2020/02/17

ででんでん

公子先生、今作も楽しかったです~😁今回先生が生活を共にするのは、「ユメメ」「ピリリ」「カーたん」…いったい何の名前でしょうか?みなさん想像してみてください‼さらに「われ松」「から松」「まめ松」「つる松」「もじゃ松」「ひめ松」の兄弟。さらにさらに「きせのさこ」「けめたけ」ちょっとだけ見えてきたかな?彼ら彼女らと共に公子先生は、あるときはアイドルユニットのマネージャー、あるときは六つ子の母として味わい深い活躍を繰り広げます。ちょいちょい爆笑しつつ、なんとなくしんみりしたり、ほのぼのしたりの大好きな本でした。

2020/05/23

Ikutan

猫愛溢れる公子先生。SNSの猫自慢ブームに15年前に死んでしまった飼い猫を思い出し心にぽっかり猫穴が。ご高齢のご両親と同居で、猫を飼うのが困難な身。そこで、担当編集者のK嬢に勧められ、植物に愛を注ぐ日々が始まった。とまず初めが椎茸というところでずっこける。植物?続くまいたけ、スプラウト(種!)となかなか異色なラインアップ。それでも、名前をつけて愛でる公子先生。そのネーミングが面白い。もちろん、育てながら広がるいつもの妄想は止まらず、もう笑いっぱなし。そして、最後にホロリと。リフレッシュにおすすめですよー。

2020/03/09

tetsubun1000mg

愛猫が亡くなって、埋められないペットロスから立ち直るために編集者のK嬢とともに植物栽培に取り組む北大路さん。椎茸、スプラウト、ヒヤシンスと定番のようだが北大路さんが書くと、アイドルグループになったりデビューを目指したりと妄想が広がっていく。調べ物をPCで検索するときはググるのが普通だと思うのだが、北大路さんは「Google最高顧問にお伺いを立てる」そうだ。最高! 後半は強風や地震、父親が突然亡くなったりと大変だったようだがたくましく生きられているようだ。 飼い猫ロス解消にはまだまだ時間がかかりそう。

2021/05/18

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