池上彰の世界の見方 東欧・旧ソ連の国々: ロシアに服属するか、敵となるか
池上彰の世界の見方 東欧・旧ソ連の国々: ロシアに服属するか、敵となるか / 感想・レビュー
楽
22年4月発行だが、ベースは21年9月の都立青山高校での授業。東欧・旧ソ連の国々に限らず気づきを得られる部分は多い■気になるロシアによるウクライナ侵攻は後からの加筆で内容も大したものではない。先に読んだ『ロシアを知る。』の方がロシアの思考を知る意味では参考になった。いくつか同じ話も出てくる。ロシアも(そしてNATOも)緩衝地帯を作りたいのであれば、ウクライナの未来はあまり明るいものにはなりそうにない■ゴルバチョフはソ連の大統領、エリツィンはロシア共和国の大統領と知って、ようやくあの頃のモヤモヤがすっきり
2022/04/29
MILKy
2022.4🆕発売待望!このような本を読むようになるとは!ちょうど知りたかった東欧諸国にと切っても切れないソ連時代~ロシアとの関わり合いについて。流石、池上さん、これまでに読んだ他の本と比べてやはり分かりやすい。侵攻前の高校生対象の授業(口語)を本作に+侵攻後の加筆。コーカサス地方未承認国家や、チェチェン、バルト三国、○○スタンの中央アジア、そしてやはり注目、ベラルーシにウクライナ、EUの中でも特殊とも言えるポーランド、ハンガリーについて。巻末にはソ連を絡めた東欧年表。東欧に焦点当てた本は珍しい。
2022/06/01
fseigojp
地理的にみてロシア連邦の大半は中央アジアだ つまりイスラム問題を抱えている 西トルキスタンつまりウイグルを併合しなかったのが不思議 まあかわりにモンゴルをとった アフガニスタンは帝国の墓場 なるほど 極東の論考が少なかったのは残念
2022/05/14
MS3191
東欧は馴染み薄い国々であるが、本書を読んで改めてその複雑なお国事情を理解することができた。日本は単一民族で(厳密に言うと異なるが)島国であることから事情が異なるが、過去には他国からの侵略を受けたこともある。先人たちがこれを打ち砕いたが、この先どうなるかは不明である。本書を読んで改めて国防について考えさせられた。追記:兎にも角にも早く戦争が終結する事を祈ります。
2022/05/29
Eddie
いつものことながら池上さんの本は本当に分かりやすい。 国名は知ってても詳しくは把握できていない東欧情勢がしっかり理解できました。 ロシアと東欧の国々、良くも悪くも腐れ縁のようですね。
2022/05/25
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