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予言された世界

予言された世界

予言された世界

作家
落合 信彦
落合陽一
出版社
小学館
発売日
2022-12-15
ISBN
9784093888776
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「予言された世界」のおすすめレビュー

ジャーナリスト・落合信彦とメディアアーティスト・落合陽一の親子初共著!ふたりが考える世界の未来は?

『予言された世界』(落合信彦、落合陽一/小学館)

 今や様々な方面から引っ張りだこのメディアアーティスト・研究者の落合陽一氏と、父である国際ジャーナリスト・落合信彦氏。親子初となる共著『予言された世界』(小学館)は「家族談議」はほぼ論じず、「日本の未来談議」をマジメに切々と淡々と説いている一冊です。

 とはいっても、もちろん落合家特有の家庭の様子もいくらか描かれています。本書冒頭では「ある日学校から帰ってきたら、家に父を訪ねて有名建築家の黒川紀章がいた」ということがサラッと書かれた後に、父に対する敬意が静かに表現されます。

30歳を過ぎて、様々なプロジェクトや仕事に関わるようになり、「お父様の本を読んで人生がうまくいきました」とおっしゃる方に出会うことが多くなった。「どううまくいったのですか」と尋ねると「人生の選択をするときに、落合信彦先生ならどっちを選ぶかと考えた」「留学して人生が開けた」と返ってくる。父に背中を押されたのだという。

 落合信彦氏はアイルトン・セナ氏、マーガレット・サッチャー氏、アウン・サン・スー・チー氏など世界の著名人への数え切れな…

2023/1/24

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予言された世界 / 感想・レビュー

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あすなろ

昨年傘寿で息子の落合陽一氏と45歳の差がある信彦氏。そんなお二人の初の共著だというので素早くお買い上げ。しかし読了すると、何が示したいのか散逸的な感が正直ある。ただ、お二人がそれぞれの世代を踏まえ、現在の我が国の問題点を挙げ憂いている。なお、収録された信彦氏(の方が分量が多い)の過去文章・講演の再編文は流石の慧眼だと思うし、アイルトン・セナとのインタビューからの啓蒙も素晴らしいと思う。また、陽一氏の現代への分析力も流石と言える。その上で、核となる分量多めの対談が一本欲しいところという感か。

2023/01/29

榊原 香織

親子で共著。 信彦父さんの迫力ある文章、ウクライナ戦争で日本は完全に反ロシアに与している、え、戦争やっぱりもう始まってるのかな?という怖さが。プーチンもトランプもオバマも徹底して嫌いらしい  思わず一気読み

2023/09/15

Tenouji

似てない親子の対談本で、相乗効果というより、昭和の価値観と、今の価値観との違いが見えた感じかな。

2022/12/21

963papa

テレビで見かける若造、落合信彦の息子だったのか!と思って買った一冊。息子パートは、今と未来にウェイトがかかっているが、父パートは、実際に起きた歴史の、人間臭さをかんじた。マーガレット・サッチャー「甘いウソよりも苦い真実に直面できる勇気を持つこと、そしてそれを人々にぶつけられる信念と情熱を持つこと。」アイルトン・セナ「挫折や悲しみがあるからこそ幸せも感じられる。ごまかしの道を拒否して真剣に生きる者なら誰しも挫折を感じるはずだ。攻撃的な姿勢で耐えるのだ。」

2023/03/17

FuSa

落合親子初の共著。国際情勢に疎いので勉強にはなったけど、過去の著作や記事から引っ張って来てる箇所が多い。せめて共著を謳うなら、対談は直近の情勢についてをテーマに収録してほしかったな。そのための布石の一冊?序章?なわけ無いか。

2023/01/02

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