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武器としての経済学

武器としての経済学

武器としての経済学

作家
大前研一
出版社
小学館
発売日
2017-08-28
ISBN
9784093897693
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武器としての経済学 / 感想・レビュー

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hk

「周回遅れのグローバリスト」 オイラが大前研一に抱くイメージだ。彼の言説は往々にしてミルトン・フリードマンを中興の祖とする新自由主義経済学に準拠している。わけてもアベノミクスにおける大規模金融緩和を「開放型経済では無意味」と切り捨てている章は噴飯ものだ。大前氏は「かつての日本は貿易立国であり、その頃はケインズ的なマクロ経済政策は効果があった。だが現下の日本は開放型経済に移行したため金融緩和は思うように景気を刺激しない」と述べている。彼の言説が自家撞着を起こしていることが周知の事実になればいいなあ(^^♪

2018/01/05

のぼる

過去の経験による固定観念に囚われるのではなく、あらゆる情報を吟味し、新しい手段を導き出すことの大切さを感じる。 大前氏に著作には、読むだけではなく、読んで何をするのかをいつも問われているように思う。

2017/09/10

のぼる

読んだ後にずっと本棚に残している本を、この機会に整理していこうかと、再読。 出版されて約3年経っているが、参考になることは多いし、ボケ〜っとしてないで、もっと考えなあかんなと反省。それにしても、読んでいて過去の積み重ねをわずか数カ月で破壊するコロナの怖ろしさを考えずにはいられない。

2020/04/13

小木ハム

初の大前研一本。25の切り口から、どうすれば日本は良くなっていくかが小気味よく語られている。自分は死蔵気味の個人金融資産(1800兆円)と内部留保(390兆円)を目の敵にしているので、使わないと損をする″資産税″の導入はなかなかいいんじゃないかと思いました。どうせあの世に金は持って行けないんだから世の中にどんどん使って欲しい。自分の一人あたりGDPを意識・アイドルエコノミー(余剰活用型経済)・適度にお金を稼ぎ、余暇は楽しみ、適量のお金を使う。そんな生き方ができたらいいなあ。

2018/10/21

miyatatsu

所得税や住民税を廃止して、企業の内部留保や資産に税金を掛けるというのはとても良い考えだなと思いました。

2018/10/16

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