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神様のカルテ (3) (小学館文庫 な 13-3)

神様のカルテ (3) (小学館文庫 な 13-3)

神様のカルテ (3) (小学館文庫 な 13-3)

作家
夏川草介
出版社
小学館
発売日
2014-02-06
ISBN
9784094060188
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神様のカルテ (3) (小学館文庫 な 13-3) / 感想・レビュー

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Hitoshi Mita

「あせってはいけません。ただ、牛のように、図々しく進んで行くのが大事です。」とても考えさせられる。新しく赴任してきた、小幡先生の信念に栗原先生の進路は否が応でも変わらずにはいられない。真面目にそして真摯に向き合っていくと、ひとところには立ち止まってはいられない。この本は愛すべき人達がその個性を遺憾なく発揮し生きていくその姿にほのぼのとしたり、懊悩したり自分も感化させられたりする。とても面白かった。栗原先生のこの先のお話が早く読みたい。

2014/12/02

佐々陽太朗(K.Tsubota)

このシリーズを読むとき、私の頭に鉄幹の「人を恋うる歌」が思い浮かぶ。「妻をめとらば才たけて みめ美わしく情ある 友を選ばば書を読みて 六分の侠気四分の熱 恋の命をたずぬれば 名を惜しむかな男ゆえ 友の情けをたずぬれば 義のあるところ火をも踏む 汲めや美酒うたひめに 乙女の知らぬ意気地あり 簿記の筆とる若者に まことの男君を見る」  賢く麗しい情愛あふれる妻に恵まれ、理想と情熱を抱く友に恵まれ、そのような人たちと美味い酒が飲めるならば、人生はこんなにも温かく素晴らしいものになるのだと。人生、斯くありたい。

2014/04/21

さばかん

とても良かった。    さすがは神様のカルテである。      出会いと別れ。    刺激を受けて、邁進する。     牛歩でも日進月歩。     「精神的に向上心のない者はばかだ」の台詞がいつ出てくるかと思ったけど、出てこなかった。

2018/01/04

あすなろ

久しぶりの神様のカルテの三巻読了。最初の三分の一ぐらいは、独特のリズムを取り戻すために少しに時間がかかってしまったが、その後は面白く一気に読了。ハルさんが密かに好きで読んでいるのです。男性が見た理想の古風な妻なのかもしれないですが(笑)。宮崎あおいさんの顔が浮かぶ。櫻井君は、少し僕の印象と違っているが(笑)。第一部完とあり、再びの勉学の世界に飛び込む主人公がどうなるのか?30歳で仕事に塗れてしまって、再び勉学を志していく気持ち、経験上良く分かります!僕は、35歳の時、再び勉強しました。

2014/07/29

katsubek

ベネッセが、中学生向けに模試をやっている。実は、このシリーズに出会ったのは、その模試の本文としてであった。昨年は世を騒がせたが、この会社の模試の国語問題のクオリティーはなかなかのものだ。その多くは、本文に使う文章の確かさに起因している。この作品もそうだ。

2015/01/06

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