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スープの国のお姫様 (小学館文庫 ひ 6-2)

スープの国のお姫様 (小学館文庫 ひ 6-2)

スープの国のお姫様 (小学館文庫 ひ 6-2)

作家
樋口直哉
出版社
小学館
発売日
2017-03-07
ISBN
9784094064001
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スープの国のお姫様 (小学館文庫 ひ 6-2) / 感想・レビュー

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りょうこ

とりあえずスープが飲みたく(食べたく?)なる1冊。それぞれのスープの歴史などにも触れていて興味深く読めた!ビールのスープなんてあるの知らなかった!機会があれば飲んでみたい!

2017/04/04

メルル

フランス料理になじみが無くとも、スープの物語なら気軽そう。そんなイメージから読み進めた物語。しかし、美味しそうなスープだけでは無く、雇われ先のマダムや孫娘、そして執事のキサキとのだんだんと深まる心の交流がとても良かった。ここでスープを作る短い期間に主人公は大切な物をたくさん見つけたのかな。

2017/05/01

えみちゃん

単行本のときから気になっていた本が文庫化されたので・・。元料理人の僕は破格の条件でひとり暮らしのマダムのために毎晩1杯のスープを作るという奇妙な仕事を受ける。そこでマダムの孫娘で心を閉ざした千和と出会う。母親を事故で失くし、母の遺した膨大な料理本を愛読しその知識だけを持つ少女と幼いころに母親と離れ離れになった料理人が、1杯のスープを通して謎を解きながら心を通わせていく物語。さすがに現役の料理人樋口さんの作品だけあって、料理のうんちくが興味深く、出てくるスープがなんともおいしそう。詳細なレシピまで

2017/04/22

ひるあんどん

古い洋館に住む老婦人にスープを作る元料理人の主人公。表紙はなぜ老婦人の孫娘千和が料理を作っているかのような構図なのかな。たしかに主人公から料理を習ってはいましたが。作中に出てくるスープが美味しそうだった。スープって本格的に作ると手間がかかるんですね。いつもはインスタントのスープですましちゃうけど、たまにはこんな本格的なスープも食べたいな。ただストーリー全体を考えるとちょっとなぁ。イマイチ面白さに欠ける。この著者の他の作品を読みたくなるような気は起きなかった。

2017/11/12

雪の行者山@加療リハビリ中

語り口が淡々としているのが好印象。今読了登録するために検索したけど、表紙は単行本の赤いドレスのほうが好きかも。いや話の感じからすると文庫本の表紙のほうがいいとは思うんですけど。どうでしょう、一本通った大きな物語のほうはちょっと好みじゃなかったかも。語り方の問題かもしれないけど。

2017/09/30

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