読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

ガラパゴス 上 (上) (小学館文庫)

ガラパゴス 上 (上) (小学館文庫)

ガラパゴス 上 (上) (小学館文庫)

作家
相場英雄
出版社
小学館
発売日
2018-07-06
ISBN
9784094065329
amazonで購入する Kindle版を購入する

あらすじ

大ベストセラー『震える牛』ふたたび!

 警視庁捜査一課継続捜査担当の田川信一は、メモ魔の窓際刑事。同期の木幡祐司に依頼され、身元不明相談室に所蔵されている死者のリストに目を通すうち、自殺として処理された案件を他殺と看破する。不明者リスト902の男の発見現場である都内竹の塚の団地を訪れた田川と木幡は、室内の浴槽と受け皿のわずかな隙間から『新城 も』『780816』と書かれたメモを発見する。田川が行った入念な聞き込みにより者不明者リスト902の男は沖縄県宮古島出身の派遣労働者・仲野定文と判明した。田川は、仲野の遺骨を届け、犯人逮捕の手掛かりを得るため、宮古島に飛ぶ。仲野は福岡の高専を優秀な成績で卒業しながら派遣労働者となり、日本中を転々としていた……。
 現代の生き地獄を暴露する危険きわまりない長編ミステリー!

ガラパゴス 上 (上) (小学館文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

アッシュ姉

自殺として処理された身元不明者の死因を他殺と見抜いた捜一継続捜査班の田川警部補。メモ魔の切れ者刑事による地道な再捜査で浮かび上がった偽装殺人の真相とは。やっぱり相場さんの社会派サスペンスは面白い。読み出したら止まらない。テーマは重いが、ページをめくる手は軽い。無慈悲にも殺害された心優しき青年の無念を晴らしてくれることを祈りつつ下巻へ。

2019/04/02

五右衛門

読了。前作から随分経っちゃいましたが久しぶりの作家さんでした。前作にも登場した主人公がまたまた社会の深いところ(前回もそうでしたが一般社会生活者の耳に入ってこないようなネタ)を抉り出す作品になっています。上巻では事件をどんどん炙り出していきます。読んでいながらもっと追い詰めろ!と主人公を応援していました。下巻も楽しみです。がしかし内容は本当に人を部品以下としか見做さず劣悪な環境へ追い込んでいく酷いものでした。個人が悪いのか?社会が悪いのか?下巻へ

2019/04/09

ピロ麻呂

今回は、三菱や日産で実際にあった燃費偽装問題、そして何度も法改正されている労働者派遣、業務請負の問題がメイン。法に反しないのなら消費者や労働者の利益を考えないでいいのか?問題になってから法改正されるのであれば、犠牲になった人たちがかわいそう。

2018/07/16

バネ

感想は、下巻にて。

2018/07/25

シキモリ

食肉偽装問題が題材の前作「震える牛」から四年。51歳の田川刑事が挑むのは派遣労働者偽装殺人の陰に潜む大企業のリコール隠し。そして、捜査の前に立ち塞がるのはSITの鳥居警部補。大企業や人材派遣会社と癒着し、隠蔽工作に奔走する彼にも暗い過去が―。真っ向から正義を貫く田川と黒い執念を燃やす鳥居、熾烈な攻防戦の序曲に胸が高まるが、所謂【氷河期世代】に属する自分は、作中で語られる派遣労働者達の劣悪な雇用環境に心が痛む。コスト削減の名の下に【部品】扱いされる彼らの苦しみを他人事とは到底思えない。息苦しさと共に下巻へ。

2018/07/14

感想・レビューをもっと見る