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関西で飲もう~京都、大阪、そして神戸 (小学館文庫 お 3-7)

関西で飲もう~京都、大阪、そして神戸 (小学館文庫 お 3-7)

関西で飲もう~京都、大阪、そして神戸 (小学館文庫 お 3-7)

作家
太田和彦
出版社
小学館
発売日
2018-10-05
ISBN
9784094065695
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関西で飲もう~京都、大阪、そして神戸 (小学館文庫 お 3-7) / 感想・レビュー

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のぶ

いつも読んでいる太田さんの居酒屋探訪。今回は関西に進出し、大阪、神戸、京都を中心にいろんな店を紹介してくれている。関東との違いとか、思わずうなずくところがあって面白い。さすがに京都の居酒屋は敷居が高そうだ。居酒屋と割烹の違いとかも説明されていて、こだわりは半端ではない。たかが居酒屋と自分は思う事もあるが、これだけ熱心に訪ねていると、自分の知らない奥深さを感じる。自身の生きがいを持てる人は幸せだ。次なる新刊も出ているのでまた読むだろうな。

2018/11/19

佐々陽太朗(K.Tsubota)

太田和彦氏の居酒屋紀行ものは過去何冊も読み、あちこち旅したときに訪れる店を考える際の参考にしている。本書もそうした一冊として購入した。うれしいことに私の住む関西の名店紹介ときた。居酒屋編、割烹編、バー編と三つのカテゴリーに分かれている。私が注目するのは居酒屋だが、少し敷居は高いがもちろん割烹にも行きたい。バーは居酒屋で飲んだあとの気分次第だ。いつものように未だ行ったことのない店にはGoogleMapに☆印をつけていった。これで準備は万端。さていつ行こうか。早く行きたいと気がはやる。

2023/02/15

ユメ

関東の居酒屋はすでに知り尽くした巨匠は、「関西らしい居酒屋」を追求して京都、大阪、神戸を巡る。太田さんの居酒屋探訪記は、酒や肴についてだけでなく、店主の人となりもしっかりと記してくれるところが好きだ。店を守り続けてきた主人の思いから、居酒屋の歴史の重みが伝わる。居酒屋に通うということは、その店の歴史に組みこまれるということ、自分の来し方を肯定してもらえるということ。だから「古い居酒屋=居酒屋遺産」なのだと言う太田さんに拍手したい気持ち。下戸な私はこのような素晴らしい居場所を持てないのだと思うと口惜しい。

2018/11/16

Shoji

大阪、京都、神戸の居酒屋、割烹、バーの食レポエッセイです。あまから手帖の連載もののようです。関西の味(いわゆるダシ文化)を強調して書かれています。さらりと読めますが、いささか敷居の高い店ばかり。次作は敷居の低い店の紹介に期待です。

2019/12/05

犬養三千代

居酒屋から格上げして割烹に挑戦!居酒屋は酒51%料理49%だとか。割烹は料理の割合がもっと高いとか。店の調度、大将との会話、料理の引き出し方など慣れるにつれて観察は鋭くなる。バーでは成田一徹さんの挿し絵が素敵だ。敷居高い、値段もお高いらしい。

2020/02/28

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