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駄犬道中おかげ参り (小学館文庫 J と 1-1 小学館時代小説文庫)

駄犬道中おかげ参り (小学館文庫 J と 1-1 小学館時代小説文庫)

駄犬道中おかげ参り (小学館文庫 J と 1-1 小学館時代小説文庫)

作家
土橋章宏
出版社
小学館
発売日
2020-04-07
ISBN
9784094067637
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駄犬道中おかげ参り (小学館文庫 J と 1-1 小学館時代小説文庫) / 感想・レビュー

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ぶち

【秋なので旅の本月間】時は天保元年。60年に一度のおかげ参りの年です。ご利益を求めて多くの人が伊勢神宮を目指す年です。長屋を代表してお伊勢参りをするはめになった博徒、奉公先を逃げ出してきた抜け参りの小僧、嫁ぎ先を離縁された女、飼い主に代って伊勢神宮に代参する紀州犬。江戸から伊勢への三人と一匹の愉快で痛快で、笑いあり涙ありの珍道中です。東海道、伊勢街道の景勝地や有名神社などの名所、地元の名産品グルメがテンコ盛り。居ながらにして旅を楽しめる読書です。続編を匂わすラストもハッピーな気持ちにさせてくれます。

2022/09/25

ゆみねこ

天保元年、六十年に一度の「おかげ参り」の年。博徒の辰五郎と奉公先から抜け出した子供・三吉とすぐに死のうとする美女・お沙夜、代参犬の翁丸の三人と一匹のお伊勢参り珍道中。笑ってちょっと泣ける人情もの。東海道のグルメも満載の楽しい一冊です。面白かったです♪ 

2021/03/22

海猫

お伊勢講のくじが大当たりして、博徒の辰五郎は伊勢に旅立つ。代参犬の翁丸、奉公先を抜け出してきた子供の三吉、訳あり美女の沙夜が加わっての珍道中。主人公の辰五郎がちゃらんぽらんでいい加減なやつなんだけど、行動的で粋なところがあって人情に厚く、憎めない。道中の一行らとの掛け合いも楽しい。そんな彼らが出会う可笑しな事件の数々。とにかくエピソードが豊富で、展開がコミカルなので読んでいて明るい気持ちになる。旅情が漂うし、あちこちで名物を食べる場面は飯テロ的。終盤になるとお別れが寂しくなるが、続編が出ているので読もう。

2021/02/23

葵@晴読雨読

土橋さんの時代小説は外れなし!面白かった~( ≧∀≦)ノ遊び人の辰五郎、死のうとしていた沙夜、奉公先を抜け出してきた子供の三吉が伊勢参りの珍道中。一気読みです🙂

2020/06/07

klu

訳ありの3人が旅を経て”家族”になっていくお話。ワン公は駄犬なのか名犬なのか?

2020/06/10

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