増補版 九十歳。何がめでたい (小学館文庫 さ 38-1)
増補版 九十歳。何がめでたい (小学館文庫 さ 38-1) / 感想・レビュー
まぁみ
刊行直後電書を購入。が、読まずにそのままでした。最高!最高!まだ大学生だった頃、娘と私シリーズが好きで好きで、友達に勧めまくっていたこと、思い出しました(笑)。本作のいたずら電話の話は、昔も母娘でやっつけていたことを思い出して、懐かしくてほっこり。ストレートなもの言いと痛快な出来事の数々に、やはり…誰もが口を揃えて言うように、元気が出た!元気をもらえた!もう、仕方ないよね、元気出ちゃうんだもの。さて、このまま『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』に突入しまぁす♡
2023/10/12
chie-don
荒ぶる作家・佐藤愛子さん、大正十二年(1923年)亥年のお生まれ(゚ω゚) 九十を越えてなお、怒りを原動力に書いておられる。でも、やっぱり舌鋒の鋭さは往事ほどではないかなぁ。そりゃそうだ、九十過ぎてるのだもの。私なんか、還暦前でもガタがきているし(・ω・)その時そのときを猪突猛進で、気概を持って生きてこられたんだね。「いちいちうるせえ」見習わないと(笑)
yukaring
佐藤愛子さんの90才のエッセイ集。誰にでも忍び寄る"老い"をこんなにユーモアたっぷりに、しかも辛口のエッセンスを交えて語れるのは佐藤さんくらいかもしれない。満身創痍でヘトヘトになって絞り出したというエッセイは全然そんなことを感じさせないバイタリティー溢れたものばかり。色々な人を槍玉にあげながら笑って怒ってと忙しい毎日を過ごしている佐藤さんには是非、まだまだ現役でがんばってほしいと思う。
2021/11/19
座敷童
気持ちいいほど言いたい放題。また、それがほぼ真実。核心をついている。これほど気持ちの良い文章を読んだのも久しぶり?ん?初めてかな。
2021/11/15
たけ
通勤電車の行き帰りで読了。辛口コメントが面白いし、最近の人の言動に関する怒りもよくわかる。確かに少し我慢するとかそんなもんかと大きく構えることが少なくなりましたね。思ったことをある程度口にして伝えることも。自分も黙ってやり過ごすことが多いので反省です。
2022/09/16
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