TEN (下) (小学館文庫 に 24-2)
TEN (下) (小学館文庫 に 24-2) / 感想・レビュー
W-G
面白いことは面白いのだが、後半やけにあっさり話が進む。月岡の失脚もあっという間なら、打開策も奥さんがさくっと捻り出してしまう。下巻だけ見ると、憑き物が落ちたように人柄が良くなった月岡の対比で、麻生が子悪党にしか思えないが、冷静に考えると、謀反を起こす気持ちもじゅうぶんに理解出来る。個人的には、麻生社長&小柴専務くらいで納めて、テンが前線に近いポジションで活躍した方が、長期的に会社にとってはプラスだと感じる。肝心なところを奥さんのアイデアに頼り過ぎているところが、私にそう思わせたのかもしれない。
2021/04/30
Fondsaule
★★★★☆ 次々にやってくる問題を苦労しながも解決していく俊太。 月岡の後継としてムーンヒルホテルチェーンの頂点が見えてきた。
2022/09/16
shoko
理想的な締めくくりで気分良く読了。でも最後もっと寛司にあがいて欲しかったなー、なんて思ったりもして。TENを陥れるために画策するとか…。それは女性バージョンの嫉妬ですかね。
2023/02/09
terukravitz
★★★★☆
2021/02/11
黒猫のダンゴ
本のタイトルが主人公のニックネームとは意外。昭和初期のホテル業界の変遷を背景、社会、ビジネス、嫉妬の物語。
2022/01/26
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