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世界に一軒だけのパン屋 (小学館文庫 の 4-7)

世界に一軒だけのパン屋 (小学館文庫 の 4-7)

世界に一軒だけのパン屋 (小学館文庫 の 4-7)

作家
野地秩嘉
出版社
小学館
発売日
2022-02-04
ISBN
9784094071153
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世界に一軒だけのパン屋 (小学館文庫 の 4-7) / 感想・レビュー

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ドナルド@灯れ松明の火

非常にジャーナリスティックな記載で日本の小麦事情にとどまらず農林行政、農薬・添加物など多岐にわたり学ぶことができる。もちろん具材等すべて国産(北海道十勝産)で、おいしいパンを作り出した杉山一族と満寿屋の従業員の長くつらい年月の描写も良かった。日本の食文化を考え直す良書だった。お薦め

2022/06/09

もけうに

パン&パン屋好きとしてはとても面白かった。パン・小麦に関する知識に留まらず、農政・経営にまで話が及び、勉強になる。

2022/09/05

マシンガン

北の大地でパン作りに取りんできた家族の取り組みを、アツく綴ったノンフィクション。三世代にわたる努力は「美味しいパンを作る」に留まらず、地域を、関わる人々を巻き込んで変えていく。代ごとの社長の考えや取り組みの違いも興味深いが、読者もパンの知識がいつの間にか得られるのが嬉しい。読後にパンを食べたくなってしまうのは…、これは仕方がないこと。

2023/03/12

ももこ

原材料全てを国産で作ったパンを売る店。世界に一軒だけというのはそこからの定義。今から30年以上も前に今でいうSDGSに取り組んできた。海外に比べて日本での食材自給率が低いのはこの国の飽くことない欲望に追いつかないため。海外では手に入る範囲で食を構築することをはじめて知った。国内で賄える範囲でパンを作り続ける満寿屋の姿勢が現在日本が抱えている問題を解く鍵になるかもしれない。

2022/04/26

Chocki

帯広、目黒通り、世田谷公園と自分に密接な場所が何度も出てくるノンフィクション。子供達も週末の朝ごはんを麦音のテラス席で食べるのが大好き。我々の日常の中にこんなに苦労や情熱が詰まっていたのかと改めて思い知らされました。

2022/11/28

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