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八丁堀強妻物語 (小学館文庫 J お 2-1 小学館時代小説文庫)

八丁堀強妻物語 (小学館文庫 J お 2-1 小学館時代小説文庫)

八丁堀強妻物語 (小学館文庫 J お 2-1 小学館時代小説文庫)

作家
岡本さとる
出版社
小学館
発売日
2022-02-04
ISBN
9784094071191
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八丁堀強妻物語 (小学館文庫 J お 2-1 小学館時代小説文庫) / 感想・レビュー

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とし

八丁堀強妻物語。1巻。八丁堀同心である芦川柳之助と出会い妻に、恐妻では無く強妻千秋さん面白い設定ですね、千秋さんの活躍が楽しみです。

2023/01/12

竹城 俊之介

恐妻ではありませんよ、強妻です。強いんです、妻が。わりといかついタイトルですが、優しいタッチのイラストのお陰でマイルドな印象に。こういう絵は個人的には好きですが、時代劇の表紙としてはなかなか攻めてますね。 将軍家の影武芸指南役の家に生まれたばっかりに、密かにもの凄い武芸を身につけた千秋さんが、優しい町同心柳之介さんに一目惚れ、から始まる物語。どこにでもいる普通の夫婦、と見せかけて奥さまは〇〇パターンが、岡本先生の手にかかると愉快な時代劇に早変わり。柳之介さんを密かに支えるふくよかな妻が可愛らしいです。

2023/03/17

タイ子

これはまた…読み易くて痛快な捕物帖物語。捕物帖の前に夫婦がつくのがこの物語の肝なんですけどね。将軍家御用達の扇店の娘が恋をした。一目惚れとはこういうことか。19歳になって初めて感じた千秋のこの想い。相手は八丁堀同心、大店の娘と同心が結婚するなんて時代的には超難儀なこと(らしい)。その上、千秋の家系には大きな秘密があり、彼女もその家系を継ぐ超、超、チョー凄い女性だった。好き合った2人ならと手を差し伸べるえら~い役人たち。めでたく夫婦となった矢先、夫に巡ってきた大事件の探索。ツッコミなしの時代劇ならではの話。

2022/02/13

やま

① 将軍家影武芸指南役として武術に強い千秋夫婦の活躍の物語です。展開が早く、テンポがよく、読みやすいですが、読むのに時間がかかってしまいました。ちょっと荒唐無稽の感があります。公儀隠密の訓練所の教官である善喜堂の娘で、千秋も武芸に秀でていて、夫である定廻り同心・柳之助よりも強くて、柳之助を助けて動くという設定は、いままでにない面白い設定です。そのために柳之助をやさしく描いているために神楽坂淳の「うちの旦那が甘ちゃんで」の紅藤月也を連想してしまいます。次作が楽しみです。→

2023/03/01

はつばあば

(笑)。千秋さんが三十路になったらお夏さん?。お夏さん以上に凄腕かも。だって扇屋の娘とはいえ地は「影武芸指南役」の家柄。将軍家御用達の「善喜堂」の1人娘が選り取り見取りの男達の中から選んだのは八丁堀の同心。今迄家の影の仕事を楽しんでいたのに・・これが初恋と。勿論大店の娘とはいえ武士の家に嫁ぐなどありえない・・。いいえ!彼女は凄く強くて可愛くて老中の掌中の珠とも言える存在。江戸の治安を守る為には八丁堀の同心の嫁にしておくと・・( ̄ー ̄)ニヤリ。面白かったです。恋と巷の刺激に。

2022/07/18

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