KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

世界のシワに夢を見ろ!〔小学館文庫〕 (小学館文庫 た 9-1)

世界のシワに夢を見ろ!〔小学館文庫〕 (小学館文庫 た 9-1)

世界のシワに夢を見ろ!〔小学館文庫〕 (小学館文庫 た 9-1)

作家
高野秀行
出版社
小学館
発売日
2009-01-08
ISBN
9784094083453
amazonで購入する Kindle版を購入する

世界のシワに夢を見ろ!〔小学館文庫〕 (小学館文庫 た 9-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

takaC

サラッと軽く読めるが世界のシワはシワ深い。

2016/03/18

流言

僕は未知の世界が好きだ。自分が臆病で挑戦できない人間だからこそ、それが出来る人間には憧れる。とりわけ、未知の食べ物というものにはひどく惹かれる。その手の話にはこと欠かない一冊。寝床の底から大蛇が見つかったにも関わらず、食べ物として即座に対応してさばきにかかるバイタリティから、市場で売られている生の芋虫をかじってみる好奇心、さらにカロリーメイトが精神線となる極限状態。日頃生きている世界からは見えない、シワの内側を気軽に覗く気持になれる一冊。

2013/12/22

saga

シワか~。確かに世界がアメリカナイズされたらアイロンを当てたようにのっぺりしてしまうかも知れない。それにしてもシワに埋没して楽しんでいる著者を読むのは楽しい。本書はヤングチャンピオン掲載コラムを文庫化したもので、短いエピソードを次々読んでいくとあっという間に読了してしまう。集英社刊『怪しいシンドバット』とも通じる紀行の脇話で、どこかで読んだ既視感があったが、それは嫌な感じではなかった。女性関係も語られているが、もし著者が女性にだらしなかったらこれほどの旅を続けられなかったのではないかと思う。

2015/12/05

Kazuko Ohta

高野さんを大人買いしたときに読まなかったはずはないのに、よほど気に入った本でないかぎり、読んだ端から誰ぞに進呈してしまうせいで、読んだかどうかわからなくなってまた買ってしまった。手元になかったということは、そこまで気に入った本ではなかったということです(笑)。『桜島に起立!』の内容だけは覚えていたけれど、なぜか私の記憶では山下公園に変わっていたため、鹿児島の話だったのかと驚く。いや、山下公園でこんなことになってたら通報されそうやし(笑)。どれもそれなりに面白いけれど、高野さんの面白さはこれにとどまらない。

2019/11/22

pdango

★★★★☆世界のシワ=辺境地を旅したあれこれ。未知なるものが潜んでいてたまらなくワクワクするという著者のワクワクが伝わってきて、とても楽しい!面白かった!!

2017/03/20

感想・レビューをもっと見る