クレイジーケンズ マイ・スタンダード (小学館文庫 よ 8-1)
クレイジーケンズ マイ・スタンダード (小学館文庫 よ 8-1) / 感想・レビュー
山田太郎
ブックオフで108円で期待せずに読んだけど、思ったより面白かったので、 得した気分になる。どうもボーカルが好きでないと思ってたけど、本人も自分は作曲家と言ってるの読んでなんか納得。しかし、濃い人だと再確認。
2014/05/22
massn
人生と世界をつなぐ因果な経絡。思い出せない記憶。独特の文体(固有名詞多め)で語られる詩情で胸がいっぱいになる。仕事人としての正論がアーティスト性と同居しているのもユニークかつ説得力あふれる。CKB結成シーンに全てが詰め込まれている。傑作!
2012/07/07
秋 眉雄
最初の妻がCKBのファンだったので、よく一緒に聴いた。アルバムでいえば『7時77分』くらいまでだろうか。ま、その後は色々とあって、僕はあまりいいリスナーではなくなったのだけど、ずっと気になるバンドではあった(女性のいる席で自己紹介もかねて歌うカラオケ十八番は『VIVA 女性』だったりするし)。先日、古本屋さんでこの本を見つけた時に、何だかとても懐かしい感じがして購入した。中身は思っていた通り面白かった(面白くない訳が無い)。変わらないなぁ、剣さんって、何だかあの頃のことを思いだした。
2015/09/13
sasha
まるで自分が本牧で育ったような錯覚を起こしそうになった。文章も上手いんだなぁ。ぐいぐいと引き込まれる。この格好よさ、やろうと思って真似出来るものじゃないぞ。凄いよ、剣さん。
2012/12/13
Ai Ikeda
580ページに渡る剣さんの長大な自伝。しかもこれはただの自伝ではないと。随所に登場する歌の歌詞、それも歌詞そのものを掲載するのではなく本文中にうまく意味がつながるように紛れ込ませるテクニック。その都度読書は一時停止し、音楽が頭の中に鳴り始める。それはまるで台詞から繋がる歌のようである。やはりあの数々の歌詞を書いた人の文才なのであり、僕のようなCKBファンにとってこれは【ミュージカル自伝】なのだ。 Wikipediaなんかじゃ知り得ない剣さんの波瀾万丈な歴史が紐解かれていく。こんな自伝は生まれて初めてだ。
2014/10/04
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