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ようこそ、わが家へ (小学館文庫)

ようこそ、わが家へ (小学館文庫)

ようこそ、わが家へ (小学館文庫)

作家
池井戸潤
出版社
小学館
発売日
2013-07-05
ISBN
9784094088434
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ジャンル

ようこそ、わが家へ (小学館文庫) / 感想・レビュー

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遥かなる想い

2015/2Qの月9でドラマ化 されるというので先行して 読了。 駅のホームで割り込みを 注意したことから始まる ストーカーまがいの 嫌がらせ…そして、 出向先の企業での 不正疑惑…身近に起こりうる 恐怖を池井戸潤が描く。 全編に漂う緊張感のような ものが読者を離さず、 リズム感ある筆致は さすがに池井戸潤である。 やや展開が簡単すぎる気も するが、ドラマ向きかも しれない。

2015/03/28

HIRO1970

⭐️⭐️⭐️⭐️実家借用本。池井戸さん9冊目。設定が実家のすぐそばの駅だったのは驚きでした。今まで読んだ著者の作品の中でもかなり良い作品だと思いました。池井戸さんはまだまだレベルアップしているようです。(鴨池公園の出現には取材力を感じました。笑)いつもの企業コンプライアンス系も同時並行で書かれてはいますが、大多数の人は通勤通学時にこの本を手に取り(半沢直樹のようなスーパーマンではなく)普通の人の日常に潜む恐怖をハッキリと実感し、自分ならどう家族と対処するか考えを巡らしたと思います。皆さんにオススメします。

2015/10/30

れみ

銀行員で電子部品メーカーに出向中の倉田が駅のホームで割込乗車を注意したことで家族共々嫌がらせに遭うお話。粘着質な犯人が怖すぎ。帯に“池井戸作品史上最弱主人公”ってあったけど確かにそうかな。でも会社では社長や営業部長に立ち向かうところが半沢シリーズの近藤が重なり頑張れ!って応援したくなる。家と会社で起こる別々のトラブルがどっちも結末が気になって一気に最後まで読んでしまった。面白かったです。あと個人的には作中に出てくるグリーンの板を作る会社に勤めてるのでちょっとドキドキした(^_^;)

2014/02/01

にいにい

このところ瀬尾まいこさんを6作続けて読んだので、同じホンワカを求めて、タイトルで選んだ池井戸潤さんの作品。タイトルに騙されたけど、サクッと面白く読めた。 些細なことで、逆恨みされ、被害にあう名無し社会の危うさと企業内の不正を暴くいつもの池井戸さんの十八番をダブルで楽しめる作品。銀行からの出向者の企業での立場や主人公の性格の弱点を優秀な部下の協力で乗り越えていく話はいつも通り。名無し社会の恐怖、理不尽さ、誰もが加害者となり得る展開の話は過去の主人公の経験も絡め、ありそうなものだった。決着が曖昧なのも良。

2013/12/06

ミカママ

今や飛ぶ鳥を落とす池井戸作品、すでに6500以上の登録ですか。いやぁ読みやすかったです。信頼の池井戸ブランドはこの作品でも見事に生きていて、ラスト見事な勧善懲悪。その見事さはまるで、水戸黄門を観ているかのような安心感ありますね。私も独身時代、外資損保会社で信用審査していたことがあるので、内実が手に取るようにわかって、それも読みやすかった一因ですが、この読後感の良さがやはり池井戸さんの大人気の原因でしょうね。

2014/07/17

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