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魔女は世界に嫌われる 2 (ガガガ文庫 こ 1-7)

魔女は世界に嫌われる 2 (ガガガ文庫 こ 1-7)

魔女は世界に嫌われる 2 (ガガガ文庫 こ 1-7)

作家
小木 君人
そと
出版社
小学館
発売日
2014-01-17
ISBN
9784094514650
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魔女は世界に嫌われる 2 (ガガガ文庫 こ 1-7) / 感想・レビュー

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あなほりふくろう

世間知らずが自分の判断ひとつでポンと動いちゃうこの怖さ、もうおっかなくてみてらんないことこの上ないったら。出来過ぎなタイミングだったけど、モーガンさん登場にひと心地ついた思い。世知辛いというにはもっと酷に過ぎる人間社会のこの重苦しい空気の中で、ほんのわずかな優しさに触れて。傷ついて悲しい思いをして、そうして成長していくアーシェの姿が印象に残る。

2014/02/05

異世界西郷さん

国を追われ、大切な人を生き返らせるために旅をする少年と少女を描いたファンタジー第2巻。今回は人買いに攫われたり、人に騙されたりと様々な困難が2人を襲います。1巻の時も思いましたが、なんというか童話を読んでいるような感じがして非常に読みやすかったです。人を信用するということについて、前半のネロとアーシェと最後の漁村の村長の対比が面白かったように思います。謎の魔女ギルダの登場やアーシェの体の変化が今後この物語にどう関わってるのか。次巻が楽しみです。

2014/02/18

よっち

帝都跡地を目指すネロとアーシェの2人が国境越えを目指す過程で、人買いに追われる少女カルロッタや、アーシェに求婚する青年ハンスと出会う第二巻。ハンスの出現によってネロのアーシェを心配する気持ちがうまく伝わらなかったりする一方で、出会った彼らとの関わりや、遭遇した事件を通じて、魔女がどういう存在か、旅することがどういうことか、ネロのことをどう思っているか、そういったことにあまり自覚のなかったアーシェも、改めて痛感させられたことがあったようです。年相応の表情を見せながらも、成長してゆく二人の今後に期待です。

2014/01/19

まりも

今回も面白かった。魔導帝国へ向かうネロとアーシェは道中で人買いに追われるカルロッタやアーシェに求婚する謎のイケメンハンスと出会う今回。ハンスは確実に怪しいイケメンだと思ったら案の定でしたね。展開も非常にシンプルでわかりやすいです。ハンスのおかげでネロとアーシェがお互い大切な存在だという事に気づけたので良かったですね。1枚の毛布に一緒にくるまって眠る二人はすごく可愛らしかったです。モーガンさんも登場したりと満足な1冊でした。

2014/01/21

シュエパイ

わーい、続いたー!!♪外套に二人くるまって、初めての大きな町に興奮して、悪い人に騙されて…と、小さな二人の旅路が波乱万丈に進んでゆくのですね。やっぱり、この世界で魔女は災厄の象徴なんだなぁ…。あぁ、海を目指す少女のことは、最後に海を見て父を思うシーンが、とても好きなのです。昔読んだ、“海”という絵本のことを思い出しました。あの絵本は、猟師の父を失った息子が、やはり海で生きていく話でしたっけ・・・好きだったなぁ。二人の次の旅路が待ち遠しいのです。

2014/01/31

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