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ジャナ研の憂鬱な事件簿 (5) (ガガガ文庫)

ジャナ研の憂鬱な事件簿 (5) (ガガガ文庫)

ジャナ研の憂鬱な事件簿 (5) (ガガガ文庫)

作家
酒井田寛太郎
白身魚
出版社
小学館
発売日
2019-02-19
ISBN
9784094517743
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あらすじ

「ジャナ研」シリーズ、ついに完結!

ユリに連れられ、とある教会を訪れた啓介。そこで『Silent Night』と題された小説と、1枚の写真を見つける。その謎を探るうち、60年程前のソ連強制収容所で起きた「クリスマスイブの奇跡」に行き着く。
「謎を解き明かすだけでなく、必要であれば真実の先に踏み込むこと」
啓介はこれまで避けてきたことに向き合う決意をし、真冬と話そうとする。(「ロシアン・ウィスキー・ホーリーナイト」)

良太郎が「退学する」と言い出した。
突然のことに驚きながらも、良太郎のために親友としてできる限りのことをしようとする啓介と大地。徐々に明らかになっていく「綺麗じゃない真実」を前にして、啓介はどう行動するのか――。(「消えた恋人」)

卒業式を間近に控えた「追い出し祭」の日。啓介と真冬は、「ジャナ研」の部室で残り少ない時を過ごしていた。
校内見学にやって来た少女を介抱することになった二人は、「最後の事件」を一緒に解き明かす。(「ジャナ研の憂鬱な事件簿」)

卒業する真冬、苦悩する啓介。
解き明かした「真実」の先に、待つものとは――。

本格ミステリーに相応しい、重厚な謎と心揺さぶる真相。
「憂鬱な事件簿」に光明が差す、シリーズ最終巻!!

※「ガ報」付き!

※特別カラーちらし「ゲキ推し!!ガガガラブコメ ラインアップ」付き

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

ジャナ研の憂鬱な事件簿 (5) (ガガガ文庫) / 感想・レビュー

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よっち

真冬の卒業が近づく中、すれ違った関係を修復するきっかけを掴めないでいた啓介。そんな彼が未だ登校できないままのユリに連れられ、とある教会を訪れる第五弾。亡くなった神父が残した小説と1枚の写真の真実、突然退学すると言い出した良太郎のために奔走する啓介と大地、卒業式を間近に控えた追い出し祭の日に啓介と真冬が遭遇した最後の事件。印象的な事件を経てようやく自分のありようを見出した啓介は最後にもうひと頑張り欲しかったですが、それでも未来に期待したくなる結末はこの作品らしいのかなとも思いました。次回作も期待しています。

2019/02/18

しぇん

ビター成分多めのミステリー完結。もう完結なのか、と残念な気持ちになりましたがちょうど良い長さなのかなとも。日常系と言うには事件が大きすぎる感もあった気がしますし、最後まで、ほろ苦い真実が出てくるのが癖になる物語でした。今回はロシアの話と、良太郎の結婚話が好きでした。いつか社会人になった彼らを読んでみたいなと思いつつ読了。

2019/02/24

真白優樹

すれ違ったまま真冬の卒業の時が近づく中、ジャナ研最後の事件を語る最終巻。―――あの日とは違う想いを胸に、その胸に抱いた解答を。 真冬とすれ違ったままだった啓介が本当の想いに気づき、そんな中でも容赦なく時は進む最終巻。気づいた想いを胸に、本気で推理を力に変えて。そんな啓介の推理が冴え渡る巻であり、二人が漸く向き合い、そして約束を胸に未来へ歩き出す巻である。果たされた再会、胸に抱いた約束。彼等はどんな未来を選ぶのか。でもどんな未来でも、二人でならいつだって立ち向かえる筈だから。 どうか、彼等の未来に祝福を。

2019/02/19

ツバサ

最終巻。最後、啓介と真冬の関係の着地点にはモヤモヤするものがありますが、良いシリーズだと実感できました。登場人物の今後が良きありますように。先生の次回作を待ちたいです。

2019/02/23

gawa

完結巻。気に入っていたシリーズだけに名残惜しい。とはいえ、探偵役のあり方に悩む啓介や、夢を追いかけるユリの心に一定の決着がつき、読後感はとても晴れやかだ。「ロシアン〜」ネタはわかりやすいが、ユリの心情に寄り添った作中作と物語構成になっており、結末は視界が開ける思いがした。「消えた恋人」読者に忘れがたい余韻を残す。「ジャナ研の〜」タイトル回収、最後の事件と考えるとあまりにも普通の短編(「キマイラ」等のほうがずっとよくできている)だが、きちんと啓介の心情の変化が反映されていて安心した。今後に大注目の作家。

2019/03/13

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