沙漠の国の物語 ~鋼の旋律~ (小学館ルルル文庫 く 1-11)
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沙漠の国の物語 ~鋼の旋律~ (小学館ルルル文庫 く 1-11) / 感想・レビュー
アオバ
ウルハ、リードゥ、そしてイラースの秘密がだいぶ明かされた巻でした。ウルハの設定は、私もリードゥと同じ勘違いをしていたため、真実を知った時は驚きました。思い返してみると、確かになぁと思う場面がちらほらあったんですね。今回は、何よりラビサのジゼットに会いたいという気持ちが胸に痛かったです。早く駆けつけて、ラビサを抱きしめてあげて欲しい。次で最終巻だそうで、とても楽しみです。
2009/11/29
織花
色々ななぞが明らかになって、決意を固めたラビサへの試練。ラビサとジゼットの会いたい気持ちが同じことの表現。胸が痛くなる出会いと別れの中に、どうしようもない寂寥や諦観を感じつつも、ほんのりと、少しだけどこか暖かくそして切ない。しかしこれから正念場。動き出す人々の選択がどうなるのか。ただのファンタジーでは終わらない、「人」と「心」のお話、読んでいきます。
2011/09/05
雨蛙
物語の展開がすごくはらはらしました。ウルハや管理人の男の子に涙したり、ビッキ一行の鮮やかな策略にどきどきしたり。ジゼットとラビサも早くめぐり合ってほしいものだが、次で終わりというのがもったいなすぎる。
2009/10/31
さつき
繋ぎの巻。リードゥとウルハのお互いへの想いが切ない。それから前巻に引き続き、ラビサとジゼットの距離がもどかしすぎる。ので、夢のシーンには萌えずにはいられなかった…。次が最終巻ということで、どういう決着をつけるのか楽しみ。
2009/10/30
刻猫
想いの強さが凄い。ラビサとジゼット、リードゥとウルハ。想いは常に同じ方向を向いているわけではなく、時として反発しあったり、すれ違ったりするけど、やっぱり強い想いには価値がある。バドやアリヤたち味方も、イラースやザクロたち敵も強い想いで物語の終末をより美しくしてほしい。
2011/09/16
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