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ニッポンの浮世絵: 浮世絵に描かれた「日本のイメージ」

ニッポンの浮世絵: 浮世絵に描かれた「日本のイメージ」

ニッポンの浮世絵: 浮世絵に描かれた「日本のイメージ」

作家
太田記念美術館
日野原健司
渡邉晃
出版社
小学館
発売日
2020-09-10
ISBN
9784096823347
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ニッポンの浮世絵: 浮世絵に描かれた「日本のイメージ」 / 感想・レビュー

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美登利

浮世絵の美人画、私は少し色が地味めの喜多川歌麿の方が好き。歌川派の派手な着物の柄や組み合わせには目を奪われるけれど、女性は歌麿の方が柔らかく色気があって良いなと思っています。風景画もいいですね、本当に大勢の細かい人物が生き生きと描かれているのを間違い探しのようにじっくりと見たくなります。版画だから絵師、彫師、摺師、版元など多くの人々の手でできたものが人気歌舞伎役者のプロマイドのように気楽に買える小さなサイズのものまであり、江戸時代庶民でも楽しめたんだろうなと思うと様々な文化を楽しめて良い時代でしたね。

2020/12/11

ヒデミン@もも

これ面白い〜。日本画のコーナーを久しぶりにのぞいたら、浮世絵の本が、たくさん増えてた。嬉しい。これは読み友さん、お勧めの本だけあって間違いない。太田記念美術館に行けば観れるのかな。江戸の町はイートパラダイス。名物はうまいものばかり。グルメな色っぽいお姉さん。でも、最高なのは女風呂。歌舞伎役者やお相撲さんの浮世絵はよく見かけるが、武士の浮世絵は、江戸の庶民が夢中になった歴史物語。

2020/12/07

シフォン

色鮮やかな浮世絵、江戸の人々の生活を垣間見ることができるし、眺めているだけで楽しい。今も昔も人々は、富士山、桜、美人、ヒーロー、花火を眺め、お風呂に入り、美味しいものを食べることを幸せと感じることがわかる。雪や月を楽しむ心を忘れずに持っていたい。今はない江戸城の天守閣は、江戸時代にすでになかったとか、浅草寺の五重塔は江戸時代は、雷門から見て東側にあったとか新たに知ることもあった。

2021/01/16

スノーマン

オールカラーで楽しい一冊!高田郁の本を読んで、着物の柄や色が気になっていたので、これぞ江戸!というものを堪能。着物も気に入ったけど、それを脱いでる女風呂で喧嘩してる絵が一番面白かった笑 

2020/12/01

あまね

副題にある通り、浮世絵に描かれた日本のイメージを、人や自然、風俗などテーマごとに紹介。フルカラーで時にはクローズアップも用いて見所を解説してくれる。見て楽しく読んでためになる。太田記念美術館はこのコロナ禍でも、予約なしで入館できる貴重な美術館。この本の元になってる展覧会は行き損ねてしまったので、図録として堪能。

2020/12/12

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