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ぐん太

ぐん太

ぐん太

作家
夢枕獏
飯野和好
出版社
小学館
発売日
2021-03-01
ISBN
9784097250982
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ジャンル

ぐん太 / 感想・レビュー

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starbro

夢枕 獏は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者の絵本は、初読です。著者構想30年の天地創造の力強い物語、神話の世界でした。 https://www.bookhousecafe.jp/event_calendar/gengaten/

2021/03/22

ヒラP@ehon.gohon

神話のようなお話です。 未来と宇宙を押し込めてふさいだ夜泣き石を、持ち上げるためには、力だけではなく、悲しみや怒り、人を好きになったり許したり、様々なものをエネルギーに変えなければいけない。 そのフレーズが心に突き刺さりました。 パワフルな飯野さんの絵に圧倒されました。 ぐん太は渾身の力で、封じ込められていたものを解放しました。 何か背中を押してくれるようなお話です。

2021/04/19

うー

〈絵本〉作者夢枕獏氏が30年間ずっと心の中で育ててきた世界再生の神話。誰も持ち上げることができない大きな夜なき石。力だけでは持ち上がらない、泣いたり負けたり涙を流し悔しさやどうにもならない心の心を抱え、人を好きになり人を許す力で持ち上げろと亡き父が夢で諭す。飯野和好氏の迫力満点の絵にページをめくるこちらも力が入った。「ああ おらもなりてえなぁ ぐん太のように」

2021/04/11

ぐうぐう

夢枕獏が描く強さには、いつも哀しみが宿っている。時に泣きながら、男達は拳をぶつけ合う。その哀しみの数が多ければ多いほど、強さも大きくなる。絵本『ぐん太』も、そのような物語だ。世界をより良くしようとぐん太は、強くなることを誓う。しかし本当に強くなるためには、哀しみを、優しさを、あるいは弱さを知らなければならないことを学んでいく。人を許す心が、強さを導いていくことを知っていく。力の真の意味を描く物語は、やがて神話の様相を呈す。物語の力が、そうさせたのだ。

2021/06/03

ゆぎ🖼️

神話みたいだった。世界を再生させる始まりに大きな岩を動かしたぐん太。1度は動かせなかった岩に挫折していろいろな経験をして一人ぼっちになり、それでも生きている誰かのために、という0からの気迫。力がわいてくる!なるほど。

2021/05/15

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