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大ピンチずかん

大ピンチずかん

大ピンチずかん

作家
鈴木のりたけ
出版社
小学館
発売日
2022-02-16
ISBN
9784097251385
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ジャンル

「大ピンチずかん」のおすすめレビュー

累計40万部突破の児童書『大ピンチずかん』 ガムを飲んだ、醬油を入れすぎた、など日常の大ピンチの対処法と心構えをコミカルに紹介!

『大ピンチずかん』(鈴木のりたけ/小学館)

 2023年上半期ベストセラー児童書部門第1位を獲得するなど、累計40万部を突破したことでも話題の絵本『大ピンチずかん』(鈴木のりたけ/小学館)。今年の上半期で最も売れた児童書である本書の魅力を紹介します。

 本書は世の中のさまざまな大ピンチを、1から100までのレベルをつけて紹介するもの。似ている大ピンチや連鎖的に発生する大ピンチ。それらの対処法などにも言及されていて、あらゆる角度で大ピンチを紹介する一冊です。まず紹介される“大ピンチレベル1”は「ガムを飲んだ」。3人にひとりくらいは経験のある大ピンチと紹介されています。さらに飲んだガムにまだ味がたくさん残っていたら、レベルは2に上がるそうです。

©鈴木のりたけ/小学館

 そのほかにも「テープのはしがみつからない(レベル6)」「しょうゆをいれすぎた(レベル17)」など、どのピンチも「あるある!」と共感する絶妙なものばかり。オチがわかっているのについ何度も観てしまう一発ギャグのような中毒性。SNSでショート動画を次々再生してしまうような“やめられない止まらない…

2023/7/19

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大ピンチずかん / 感想・レビュー

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しんごろ

何個か経験してる大ピンチがあって、思わず苦笑い。けっこうツボってしまった。絵がいかにも大ピンチを醸し出してていいね。芸が細かいというか、とにかく笑った、笑った。何度も再読して、大ピンチになったときの解決策の引き出しを増やしたい(笑)。

2023/03/31

starbro

鈴木 のりたけ、3作目です。タイトルで「大ピンチ」と言っていますが、実際は小ピンチのみです(笑)ガサツな男の子なら誰でも経験しています。 https://www.shogakukan.co.jp/books/09725138

2022/03/07

美紀ちゃん

今朝、テレビでこの本のCMを見た。推してるのね!と思った。ちょうど図書館から借りていて読んだばかりで、嬉しくなった。笑える絵本。図鑑形式になっているので、どう読み聞かせに活かすかは、その人の腕次第。例えば全部読まないで、部分的に読むとか、紹介だけするとか?中学校で読み聞かせるには、絵が小さいので後ろの人に見えない。でもでもめっちゃ共感できるし、大人でもこういう大ピンチあるよね!

2023/07/25

絵本。面白い。誰もが小さい頃に経験したことがあるであろうプチピンチの数々を切り抜ける方法がわかります。自転車に蜂や、車内に蜘蛛は、大人でも大ピンチだ。

2022/07/03

seacalf

その瞬間は慌てふためくのだけれど、思い出すと笑っちゃう大ピンチの数々。子供ならずとも身に覚えがある様々な大ピンチにページをめくる度に顔中に笑みが広がって、思わずうふふと笑ってしまう。レンゲがラーメンに沈むとかあったなあ。いやあ、あれは困った笑。予定日が近づいてきて我々にもついに子供が誕生するのだが、うちの子もこういう大ピンチをいっぱい経験するんだろうなあとちょっとしみじみ感じ入ってしまった。

2023/04/09

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