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字のないはがき

字のないはがき

字のないはがき

作家
西加奈子
向田邦子
角田光代
出版社
小学館
発売日
2019-05-22
ISBN
9784097268482
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字のないはがき / 感想・レビュー

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starbro

原作/向田邦子× 文/角田光代× 絵/西 加奈子という豪華な組み合わせの絵本です。戦争、疎開といった悲惨な時代の感動作、派手さはありませんが、後世に戦争の記憶を繋げたい作品でした。 https://www.shogakukan.co.jp/books/09726848 https://shogakukan.tameshiyo.me/9784097268482 5月は、本書で読了です。

2019/05/31

zero1

戦争は弱い者を容赦なく襲う。空襲から逃れるため、疎開した幼い妹は字が書けない。そこでハガキに〇を書いて毎日出すことに。最初はハガキいっぱいに書かれていた〇がだんだんと小さくなる。そしてハガキも来なくなった。人は言葉を使うが、使えない場合はどうする?【便りが無いのはピンチの証拠】読んでいてユゴーによる【世界一短い手紙】を思い出した(後述)。「阿修羅のごとく」の向田、「対岸の彼女」の角田、「サラバ!」の西という三人の直木賞作家による奇跡のトリオ!特に絵を担当した西を評価したい。レビュー141件とは少なすぎる!

2020/05/16

mint☆

原作・向田邦子さん。文・角田光代さん。絵・西加奈子さんの絵本。テレビで紹介されていて気になっていました。戦争が激しくなり一番小さな妹まで疎開しなければならなくなった。まだ小さくて字の書けない妹に、お父さんが沢山の葉書をもたせる。元気な日は葉書に○を書いてポストに入れなさい。始めは大きな○を書いて送られてくるが次第に…。こんなに短い文章なのに胸がギュンと締めつけられるラスト。大人も読んで欲しい。

2020/06/04

タカユキ

原作が向田邦子さんで、角田さんが文にまとめ、西加奈子さんが勢いのあるクレヨンの絵を書いている絵本。向田さんの経験した戦争時の家族の思い出のエッセイを分かりやすく描いている。まだ字が書けない小さな妹が、疎開する事になり、唯一の連絡手段として沢山のハガキを持たせた昭和の無口な父親。毎日、元気なら○を書いて手紙を送るようにと。最初は大きな○を書いてあったのが段々と変化していく…西さんの絵は人物を直接には描いていないのに、心情を想像させてくれる。久々に向田邦子さんの作品にきちんと向き合いたいと感じました

2019/07/25

ままこ 🐸

向田邦子さんのエッセイが原作。疎開した小さい妹が出した字のないはがき。最初は大きな赤丸だったのだが…。淡々とした角田さんの文章と西さんの絵が上手くマッチしていて、幼い妹を家族がとても心配する気持ちが痛いほど伝わり、その時の状況や心情が子供にもわかりやすく表現されている。大人にもおすすめの作品。

2019/07/06

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