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話す力 (小学館新書 177)

話す力 (小学館新書 177)

話す力 (小学館新書 177)

作家
草野仁
出版社
小学館
発売日
2013-10-01
ISBN
9784098251773
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話す力 (小学館新書 177) / 感想・レビュー

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メタボン

☆☆☆ 良く話せる人は良く聞くことの出来る人であるというのは実感として思ってきた。草野さんの著書でもそれは同じだった。他実践すべきこと。挨拶を先にすること、相手の話をさえぎらないこと、事前に相手のことをに関心を持ち良く準備すること、スピーチは用意した原稿を完全に読もうと思わず話の要点をつかんでおきその流れで話すこと、否定や命令では人は動かない、など。

2014/03/20

アルカリオン

『ザ・ワイド』で「松本サリン事件」を取り上げた時の逸話が興味深い。他の番組では薬学関係の学者が解説していたが、要領を得ない。それもそのはずで、彼らはサリンの化学式は知っていても、サリンが実際にどんなものかは知らないのだ▼サリンは国際的に戦場でも使用が禁止されている毒ガス兵器である。薬学者ではなく化学兵器の専門家に話を聞く必要がある。当時、日本には専門家はいなかったので、米国の専門家オルソン氏の協力を取り付けた。オルソン氏は「松本はテスト。次は東京で化学兵器によるテロが起こる」と予見した。

2022/02/10

焼きそばん

NHKに記者で入社したつもりがまさかのアナウンサーに配属のエピソードから始まり、生真面目な性格そのまんまの実体験とソフトな語り口をそのまま文にしてあり、読みやすく、明日ためになります。相手のことに興味を持ち、事前にしっかり調べておくってとっても大事ですね。

2014/07/19

すのーまん

「話す力」というのは天性のもの+努力の賜物なんですね。草野さんが実践してこられた数々のことは、話すことのコツであると同時に人として誠実に努力して身につけるべきことなのだなと。自分の内面を磨くこと、そして相手を思いやり心を伝えること。うむー、分かっていても難しい。草野さんほどの方が何十年もかかって培ってこられたこと、足元にも及ばないけど少しでも実践していけたら、と無謀なことを考えてます(笑) 草野さんみたいな上司の下で仕事したいなー。

2014/02/24

たこ焼き

結婚とはお互いが耐えることである。片方が耐えているということは、つまり片方が嬉しい思いをしているということで、お互いが耐えればお互いが相手のお陰で嬉しい思いができるということだから。相手が怒っている状況は、いかにそれがこちらにとって理不尽であっても、相手にとってはロジカルな怒り、それを否定すると怒りゲージは際限なく上がる。したがってまず相手の怒りゲージを抑えることを行って、ロジカルに話す下地を作る。大人はメンツの割合が大きくなるので、一度喧嘩するとなかなか元には戻れない。

2021/12/06

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