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娘のトリセツ (小学館新書 く 7-1)

娘のトリセツ (小学館新書 く 7-1)

娘のトリセツ (小学館新書 く 7-1)

作家
黒川伊保子
出版社
小学館
発売日
2020-10-01
ISBN
9784098253814
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娘のトリセツ (小学館新書 く 7-1) / 感想・レビュー

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ひろき@巨人の肩

脳科学者・黒川伊保子さんが、娘としての自分のトリセツを語る。主観的であり客観的であるが故に、妙に納得してしまい、黒川さんのお父様が素晴らしいなと単純に思えた。女性は「自分」中心に世界を見る。よって父親は、無償の愛で娘の自我を肯定しつつ、母親を優先することで自我をリストラし、「理想の自分」に囚われすぎないようにする。また悲しみを伝えて、娘の自尊心や道徳を育む。娘との対話は5W1Hの解決型を避け、共感型の心の対話を意識する。ポイントは①相手の変化に気づく、②頼りにする、③弱音や趣味など自分の話をする。

2022/06/14

きみたけ

著者は「妻のトリセツ」「夫のトリセツ」でお馴染みの黒川伊保子先生。お父さんのために書いた「娘のトリセツ」という事で、娘を持つ父親としてはとても勉強になりました。・決定権を持つ父親の「いきなりの5W1H」質問に娘は緊張し攻撃されたと思って身を守ろうとする。・娘との心をつなぐテクニックの奥義は「弱音を吐いて慰めてもらう」・学校の勉強は世の中を相対的に見る事を学ぶため。・娘を無条件で愛した上で、一番は妻(娘にとっては母親)であることを示す事、娘の肥大する自我を幸せに刈り込む唯一の方法。さっそく明日から実践だ❗

2021/03/10

あきら

うわー想像以上に勉強になりました! いきなりの5W1HトークはNGとか、言語化してもらえるとすごく納得。 娘とも、妻とも接し方が変わる、とてもタメになる一冊です。

2021/12/22

Isamash

1959年生まれの人工知能研究者で感性アナリストの黒川伊保子2020年発行書籍。非常に面白かった。昔この本を読んでいたら、娘の前で妻をもう少し立てられたのにと思った。対話には2種類あり、「心の対話」と「問題解決の対話」があるとの説明は理解しやすかった。そして家族の絆は前者でなければ紡げないとの指摘は耳が痛かった。「こうなりたい」を目標にしてはいけない、「こうしたい」を目標にしなさいは、妻、娘、それから多くの女性新入社員を見てきて、とても良いアドバイスと感じた。娘が1番で無いことを知らせようも、重要と感じた

2024/01/23

活字の旅遊人

『妻のトリセツ』の時は、読んでいてむしろ自信を付けたのだが(妻にはとても言えませんが)、こちらは反省と後悔の連続。それでも何かできそうな気にさせてくれる前向きな文章が素晴らしい。もちろん、いやそこまで「女性脳」というものに付き合い、合わせていくのはこちらがキツイし、これまで人類は皆なんとかやってきたじゃんよ! という気持ちにもなる。そして、こういう話とジェンダー論の折り合いが、僕の中では付いていない。あと、万一この先生が離婚とか息子に見捨てられるとか、そういうことがあったら結構ヤバいよね、と思った。

2022/06/21

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