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多様性を楽しむ生き方: 「昭和」に学ぶ明日を生きるヒント (小学館新書 や 7-3)

多様性を楽しむ生き方: 「昭和」に学ぶ明日を生きるヒント (小学館新書 や 7-3)

多様性を楽しむ生き方: 「昭和」に学ぶ明日を生きるヒント (小学館新書 や 7-3)

作家
ヤマザキマリ
出版社
小学館
発売日
2020-11-26
ISBN
9784098253883
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冬が嫌いだから寒い日に読むことにした『冬の本』(夏葉社) 『冬の本』(夏葉社)  冬が嫌いだ。日照時間が短い、寒さを言い訳にどうも動きが鈍くなる。気持ちも塞ぎがちになる。鏡を見れば冬太りした丸顔にげんなりする。振り返ってみて冬がいいと思ったこと、あるのか? 無理矢理冬に楽しみを見出そうとしてきた気がする。熊と同じように「冬眠したい」と思ったことは何度もあるなと思ったら『冬の本』の中で、山崎ナオコーラさんの書き出しがそれだった。本書は、84人もの作家や音楽家が「冬の本」をテーマに2ページずつ書き下ろしたエッセイ集。冬を嫌いでいるより、好きになれそうな側面を見つけようと84とおりの「冬」を味わってみることにした。ちなみに装丁は和田誠さんだ。

 本を読む楽しみは、意表をつかれたときの高揚とか、この美しい表現を記憶しておきたいとか、自分は同じ地点にいるのにかな…

2021/1/29

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多様性を楽しむ生き方: 「昭和」に学ぶ明日を生きるヒント (小学館新書 や 7-3) / 感想・レビュー

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Nat

図書館本。ヤマザキマリさんの著書が好きで、図書館で見かけたので読んでみた。マリさんの人生の波瀾万丈さをあらためて納得。終盤の運動会の徒競走で順位をつけなくなった学校がでてきたことでそんなことで平等を示唆する不自然さを感じるという主張に同意。努力や頑張りの度合いが決して結果に結びつくわけではないという不条理を子供の頃から感じる場面がどんどん減ってきていることで精神を鍛える機会は益々減ってきていることだろう。マリさんが60歳くらいで漫画から少し離れて油絵を描くのか養蜂家になるのか何をするのか楽しみにしている。

2022/11/30

ドレミ

面白かった。山崎さんのことは、イタリア在住のテルマエ・ロマエの漫画家さんという情報しかなかったが、子供時代の懐かしい話や、お母様が、札響の女性初のメンバーだったこと、山崎さんのこれまでの人生。飾ることなく、思いを書かれていて、様々な考察についても、納得できて、よかった。視野を広げていきたいな、と思わせて貰った本。

2021/03/10

あまね

昭和の『そうそう‼️あったね‼️あった‼️』が満載の本書。ヤマザキさん、本当によく覚えてらっしゃいます。ヤマザキさんの文章と共に『あの頃』の空気や懐かしさまで伝わってきました。こうした文章を書けるところが、絵を描く観察眼にも繋がっているのだろうなと拝察します。そして、やはり彼女の生き方を根っこで支えているのはお母様なのだなと思ったエッセイもありました。『昭和はサバンナ』だと仰るヤマザキさん。そのサバンナを私も生きてきたはず(笑)これからは少しはっちゃけて生きてみたいと思いました。

2023/01/26

Prince of Scotch

近年、「多様性」という言葉が市民権を得てきているが、日本でその意味がきちんと理解され受容されているかは疑問である。自身を顧みると多様性より均一性に安心してしまう「島国根性」丸出しの人間ではないかと。“反逆的精神を持った人間は必要とされない国”(218ページ) はまさにヤマザキ氏の仰る通り。日本では、何かを判断する際、「空気を読む」ことが最優先され、合理性や寛容性は二の次のような気がする。敢えて言うなら、まだまだ「一致団結箱弁当」の社会なのだろう。

2021/08/21

魚京童!

ロシアは偉大だった。昭和はよかった。何がちがうんだろうね。不安な時代の生き方として、過去を肯定して、隣国に攻め込んだら世話ないよね。

2022/03/09

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