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辻政信の真実: 失踪60年--伝説の作戦参謀の謎を追う (小学館新書 ま 13-1)

辻政信の真実: 失踪60年--伝説の作戦参謀の謎を追う (小学館新書 ま 13-1)

辻政信の真実: 失踪60年--伝説の作戦参謀の謎を追う (小学館新書 ま 13-1)

作家
前田啓介
出版社
小学館
発売日
2021-06-03
ISBN
9784098254019
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辻政信の真実: 失踪60年--伝説の作戦参謀の謎を追う (小学館新書 ま 13-1) / 感想・レビュー

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とくけんちょ

絶対悪とまで呼ばれた参謀。兵の命を顧みない悪魔的な作戦を実行し、終戦時潜行して、その後、意気揚々と政治家への転身。最後は失踪。とんでもない人間だ。だが、誰よりも高潔。だから、人は辻政信を無視しておくことができないのだろう。それに、高潔がゆえに面と向かって否定されない。憧れるが、絶対に真似してはいけないことはわかる。決定権を持たせてはダメな人の見本。

2021/08/09

CTC

6月の小学館新書新刊。著者は読売新聞文化部記者。本書は著者が金沢支局に所属していた19年夏(辻の法的死亡宣告より50年)に同紙石川県版で連載したものを基にしている(ようだ、明言はない)。という事情を汲みつつとしても…まず大読売の文化部記者がこんな見識で仕事できている事を非常に危惧する。本書は一面的であり「本格評伝」は羊頭狗肉である。辻の孫である富士急行社長ら親族への阿りの書かな、といった所感である。しかし改めて人物としての辻に魅力的な面がある事は事実なのだ。だからこその“絶対悪”だって、わかんねえかな。。

2021/06/10

古本虫がさまよう

陸軍幼年学校には補欠合格だったという「神話」があるそうだが、著者は当時の官報を調べて、官報に辻の名前があることを確認もしている。部下(下重龍雄)だった娘(下重暁子)さんも登場。辻が大学生だった彼女のために就職の世話をしようとしたりお金をくれたといった体験を吐露しているのが目にとまった。「女の子を助けてあげようと、目の前に困っているやつがいたら、何もしないではいられない人だったんだと思います」と好意的に語っている。少なくとも彼女にとっては、辻政信という人は「絶対悪」ではなく「絶対善」に近い人だったのだろう。

2021/06/15

hideto

戦後76年が経ち、軍人では山本五十六ほか名の知れた人以外が取り上げられることはほとんどない現在。こうして新刊として書籍化される辻政信は、やはり「名の知れた」軍人なのだなと改めて思いました。幼少期から、謎の失踪を遂げるところまでを追ったノンフィクションですが、本当に劇的な人生としか言えません。なぜ悪魔の参謀と呼ばれたのか?なぜ戦後すぐに潜伏することとなったのか?そしてなぜ失踪し行方不明となったのか?は一冊丸々読んでもわからなかったのですが、このわからなさっぷりが今も人を惹きつけてやまないのかもしれません。

2021/08/19

きっしょう

戦中の参謀として有名だが、評価が様々ではっきりした 人物像がよくわからないため読んでみた。参謀として悪い評価、部下からの高評価、戦犯逃れの逃避、政治家への転身、そして行方不明となるなど、人物像はわからないまま。波乱に満ちた人生は今の日本では考えられないが、本人にはきっと強い意志が常に堅持されていたのだろう。

2022/03/25

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