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金剛寺さんは面倒臭い (7) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

金剛寺さんは面倒臭い (7) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

金剛寺さんは面倒臭い (7) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

作家
とよ田みのる
出版社
小学館
発売日
2020-09-11
ISBN
9784098502578
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金剛寺さんは面倒臭い (7) (ゲッサン少年サンデーコミックス) / 感想・レビュー

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厩戸皇子そっくりおじさん・寺

この漫画を読めた事は、私にとって今年の良かった事の一つである。鬼と人間のラブロマンスで、昔だったらちょっとした奇書なのだが、本当に素敵で、1冊読む度に優しい気持ちを涵養されるのである。LGBTの問題もあっさり克服していて、今の漫画はこうでなくてはとひそかに痛快でもある。主人公二人の結婚でジ・エンドせずに、二人が老人になった姿まできっちり描く。見た目が可愛い時代だけで終わらせない。この漫画にはあらゆる愛がいっぱいである。現実はそんなに甘くないと言う訳知り顔を黙らせる程の幸福のラッシュ。読者を救う必読の傑作。

2020/09/22

眠る山猫屋

ついに蛇足も終わってしまうのか。全然蛇足なんかじゃなかった、素晴らしいエピソードの数々。まさかここまで描いてくれる漫画が存在し得るとは。樺山くんと金剛寺さんが結ばれて、子供が産まれ、そして(魔界から来た)樺山くんが人として老い、死んでいく。残された金剛寺さんは孫たちに囲まれながら、幸せを噛み締めていく・・・哲学的なまでの“幸せ”への考察。こんな素敵な人生には、憧憬してしまう。あぁあふれでる多幸感。そしてコロナ下のような未来まで乗り越えて行く二人の娘・仁子の物語。蛇足じゃない、もっと観ていたいよ!

2021/05/28

わたー

★★★★☆蛇足も終わり物語は完結へと。当人たち以外にとってはさして重要でもない日常の数々。それらが互いに関わり合いながら生きていく。そんな作品のテーマを衒いもなく言い切ってしまうのは流石だなと。他に例を見ない唯一無二の作品で面白かった。

2020/09/11

∃.狂茶党

蛇足その2。 といっても、前巻で本筋に復帰してるので、本筋の続きを読むことができる。 さらに、これこそ蛇足なのだが、作品テーマを丁寧に語ってくれる。 なんというかすごい漫画である。 なんか面白いものが読みたいって人は読むといい。 とっ散らかってるようで、全体として一つの話になっている。それはとても美しいとおもう。

2024/01/29

モルテン

祝!大!大!大!好き!なんという壮大でエネルギーのある恋愛漫画(?)だろう。1冊まるごと泣きっぱなし。その人の生きてきた歴史、周囲の人々の生きてきた歴史、宇宙含めた歴史を描きながら最終地点は「あなたに会えたこと」。そう、「私」個人にとって人生を、世界を変えたのは「あなた」との出会い。そして、その出会いが本当に他人を、世界を変える。世界はそうやって出会いから影響しあって成り立っている。これぞ究極の究極のセカイ系。セカイ系の極北。世界は輝いている。

2020/09/16

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