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これ描いて死ね (2) (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)

これ描いて死ね (2) (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)

これ描いて死ね (2) (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)

作家
とよ田みのる
出版社
小学館
発売日
2022-10-12
ISBN
9784098513260
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「これ描いて死ね (2) (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)」のおすすめレビュー

「好きなこと」への強い気持ちに脳が揺らされる! マンガ好き少女が進む先は? マンガ大賞2023受賞作『これ描いて死ね』

『これ描いて死ね』(とよ田みのる/小学館)

「漫画のマンガ」は人気ジャンルである。漫画家を目指してマンガを描く。漫画家としてマンガを描く。いずれの内容の作品も、マンガ好きならいくつも思い浮かぶだろう。私も大好物で、読んでいて「描け!」「描け!」と登場人物を応援したくなる。

 本稿で紹介するのは“マンガ描き”以前の少女が主人公のマンガ『これ描いて死ね』(とよ田みのる/小学館)だ。「マンガ大賞2023」の大賞に輝き、大きな話題になった作品である。正直に言ってノミネートまで読んでいなかったことを激しく後悔した。どうしても語りたいのである。“強い気持ちの乗った表現に脳を揺らされた”からだ。

マンガが好きすぎて「描きたい」があふれてきた女子高校生  東京の伊豆王島に暮らすマンガ好きな高校1年生、安海相(ヤスミアイ)。彼女のお気に入りは漫画家・☆野0(ほしのれい)のデビュー作「ロボ太とポコ太」だ。安海はこれを繰り返し読みふける日々を送っていた。

 ある日安海は、☆野0が10年ぶりに「ロボ太とポコ太」の新作を同人誌で出すとSNSで知り、島から船に乗り同人誌即売会へ向…

2023/4/15

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これ描いて死ね (2) (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

眠る山猫屋

漫画は大好きだけど絵は上手くない。それでも漫画を描いていいですか?捨てられない夢や希望が溢れてくる主人公・相。仲間を得て場所を得て、前を向いて。いつも見守ってくれている先生がいて。障害が障害に見えないくらい輝いている時間。尊敬し合えるライバルも現れ、さらに前へ。とよ田みのるさんの描き出す“幸せ”の力は本当に破壊力があって(矛盾・笑)、受け取る側が照れる暇を与えられる前に浸透してくるようだ。読めばいつの間にか笑顔になれちゃう傑作。ルゥ・ガルゥさんの気持ちが解る~(笑)

2024/03/14

ぐっち

仲間も増えてコミティアへ…。東京スゲェ~!!!本が売れるってすごいね。今回も楽しそう!「私は漫画が一番好きなの」心ちゃんのお母さんあのねの漫画が好き。

2023/04/22

aisu

主人公は絵の上手い友達と合作で1冊仕上げて、親も説得して、コミティア参戦。直前に(画力の劣る)主人公1人でもう1冊作る。本は売れるのか?女子高生達可愛いね。顧問の先生もいい味出してる。

2023/04/16

JACK

☆ 元プロ漫画家の先生が顧問を務めてくれることになり、高校の漫画研究会を立ち上げた相たち。同人マンガ家として既に有名な同級生の石龍さんも交えてマンガ制作に挑みます。目標は年4回開催される同人誌即売会コミティアへの参加。学業優先で成績は落とさないことを条件に、彼女たちの頑張りが描かれます。産みの苦しみ、完成の喜び、お客さんに買ってもらえた喜びと、熱くて甘酸っぱい展開が続く。面白くて、ワクワクさせられて、読んでいてニヤニヤしてしまいます。読んでよかった。オススメ。

2023/03/21

sasara

伊豆大島女子高生が大好きな漫画家に会いにコミケへいつも厳しく指導を受けている国語教師手島先生がその人だった。先生を脅し顧問とし原作、作画、批評担当の3人で漫画研究会を設立。新たな仲間と夏のコミケ参加を通してマンガの厳しさ楽しさを知りまんが道へまた一歩進む。手島先生のアシスタント時代の苦悩も

2023/02/21

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