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雪花の虎 (6) (ビッグコミックススペシャル)

雪花の虎 (6) (ビッグコミックススペシャル)

雪花の虎 (6) (ビッグコミックススペシャル)

作家
東村アキコ
出版社
小学館サービス
発売日
2018-08-09
ISBN
9784098601035
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雪花の虎 (6) (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー

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yoshida

上杉謙信女性説による作品。長尾晴景への新解釈。上杉憲政の亡命。第一次川中島合戦へと話しは進む。上杉謙信女性説を裏付ける毎月の痛み。一定の納得感を得ることが出来る。気になるのはこれからの展開か。個人的にはライトな戦国歴史モノで進めるのであれば、これ以上は読んで得るべきものを感じない。上杉謙信が女性であった。そこからのオリジナルな物語性を感じないのだ。歴史をなぞって進めるだけであれば、魅力に欠けるのではなかろうか。景虎自身が女性であることを簡単に明かすのもライトすぎるように感じてしまう。これからに期待したい。

2018/08/11

るぴん

晴景が虎を守るために戦う。妹を想う兄の愛に涙。そして全てを知り、兄に感謝する虎にも涙(/ _ ; )。東村さんの描く信玄も相変わらず魅力的。物語はいよいよ川中島へ。

2018/08/15

どあら

完結したので再読。兄上…😢💦 景虎のことを解ってくれる人が欠けるのは淋しいな。

2021/05/08

ぐうぐう

上杉謙信が女性だったという説を採用する『雪花の虎』は、女性であるがゆえに起こるドラマを当然ながら積極的に描いて行く。謙信は毎月十日前後になると決まって腹痛を訴えて城に引きこもっていたとする史実を東村アキコは、生理痛だと見立てる。それは、他の武将にはない悩みだ。苦悩だけではない。兄である晴景との関係性は、兄弟よりも、兄と妹という関係だからこそ成立し、込み上げるドラマとして描かれている。晴景の、景虎(謙信)に掛ける最後の言葉と辞世の句は、そのままタイトルへと重なる、兄から妹への想いが込められている。

2018/08/18

hiro

もう歴史漫画『雪花の虎』全十巻の後半となった第六巻。北条氏から越後に逃げ込できた関東管領・上杉憲政、武田晴信との戦いから逃げ込できた葛尾城主・村上義清と、頼りにされる女城主・景虎。しかし、全体的にはまだ川中島の戦いの前の静けさという感じ。その中で景虎にとって一番の衝撃は、やはり兄・晴景の死だった。

2023/03/09

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