健康で文化的な最低限度の生活 (8) (ビッグコミックス)
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健康で文化的な最低限度の生活 (8) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
読特
「血眼になって働いて収めた税金を働かない誰かに使うなんて」…残念ながら税金は財源ではない。政府は金など無限に発行できる。問題なのは供給力。働く人がいなければ、金があっても何も得られない。少子化進む日本。生みたい気持ち、学びたい意志。大事にしなければいけない。貧困世帯への支援は同情のためではない。自分たちを守るためだ。彼らが使うお金は無駄にはならない。そのお金は誰かがもらう。その人がまた使い、巡り巡って、自分の所得にもなる。その仕組みが世の中の供給能力を維持させる。お金を回せ!生活保護もその手段の一つだ。
2023/01/20
hiro
前編からの佐野美琴の親子だけでなく、以前登場した生活保護受給者の母子家庭の進学問題も含めた『子どもの貧困編』の解決編。読み終えて、美琴親子担当のケースワーカーがえみるの同期栗橋千奈で本当によかったと思った。千奈の成長と頑張りによって、佐野美琴の貧困の連鎖も断ち切ることができた。この漫画に出会ったことで、生活保護の現実を知ることができ、そのおかげで貧困の連鎖を断ち切ためには、生保世帯の子どもたちの進学して勉強したいと気持ちに対して支援が必要だと強く思うようになった。次巻の発売が待ち遠しい。
2020/04/19
よっち
新たな妊娠の子を生むかどうかという選択。誰の子かわからないということもなくて、最初は相手の男大丈夫かな…とも思いましたけどどうにかこうにか軌道に乗りそうですね。バイトで返済していた子もどうにかこうにか進路決定。鹿間は生活保護を経験してましたか。やっぱりこういう時こそ人に相談できる、頼れるって大事なんですよね。
2019/08/11
ちえ
<それを決められるのは本人だけ。私たちにできるのはその選択を全力でサポートすることだけ>人と関わる仕事をする時の本質、覚悟。一人で助けを求めないで来た人に助けを借りることを約束してもらうこと。一歩一歩。そして火が付いた栗橋ちゃんの本領発揮。最後は希望。
2023/12/22
ネギっ子gen
シンママの妊娠発覚。さぁー、どうなる?で今巻に。冒頭、そのお腹の子の父親は、児童養護施設で同じ時を過ごした男と判明する。<借金と子ども2人、妻に押し付けて消えた夫もたいがいだけどさ、子ども作るだけ作って、連絡取れなくなった男っても、クズ>と軽蔑顔の栗橋だが、金子との電話で栗橋は、<よくわからないんです。産むべきか、産まざるべきか…虐待のリスクをわかっていながら婚外子を増やして良いのか……>と悩みを吐露するも、金子の<そんな人の生死にかかわるようなこと、ケースワーカー個人の価値観で決めていいことじゃない。⇒
2020/03/17
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